「請」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

請とは、こう／願う／求める／頼むなどの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、言部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

『請』の字には少なくとも、請セイ・請ジョウ・請シン・請ショウ・請うこう・請けるうけるの6種の読み方が存在する。

こう。願う。求める。頼む。
- セイ。「請暇・請願・請求・請託・強請・懇請・申請・奏請・稟請(ひんせい)・要請」
- シン。「普請(ふしん)」
- ショウ。「勧請(かんじょう)・起請(きしょう)」
うける。引き受ける。「請負(うけおい)」

[英語]blackmail、[フランス語]chantage(シャタージュ)

人を脅(オド)し、無理矢理(ムリヤリ)に金品を出させること。また、その者。ゆする(強請る)、ゆすりば(強請り場)。

[Romaji]yasubushin／yasu-bushin

[建]安い費用や質のよくない材料で家屋を建てること。
[俗]のように建てた安っぽく粗末(ソマツ)な建物。たてつけ(建て付け、立て付け、建付け、立付け、建付、立付)。

[建]ツガ(栂)を主材とした建物。つが(ツガ、栂)。
近世の農家や町屋ではヒノキ(檜)の使用が制限されていたため、格式のある農家や町屋に用いられていた。

塔・多宝塔・卵塔(ラントウ)・石灯籠(イシドウロウ)などで、相輪・宝珠・中台・台座などに見られる、蓮華(レンゲ)形の装飾。
多くは上を向いた八葉蓮華。
。

[経]元請会社では「協力会社」と呼ぶ。へるめっと(ヘルメット)。2003年(平成15年)6月12日衆議院本会議、改正下請け代金支払い遅延等防止法(下請法)を可決・成立。

「請」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

1946年（昭和21年）11月

当用漢字表に掲載

国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。

1981年（昭和56年）10月

常用漢字表に掲載

国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。

2010年（平成22年）11月

改定常用漢字表に掲載

文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表⁹」に採用される。

「請」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「請」についての総括

以上で「請」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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