「迎」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、むかえる/もてなす/待ちうけるなどの意味をもつ漢字。7画の画数をもち、辵部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「迎」
字体
読み 音読み ゲイ
《外》ギョウ
《外》ゴウ
訓読み むか(える)
部首 辵部
画数 総画数 7画
部首内画数 辵部4画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検4級
日本語能力検定 JLPT N3

書き方・読み方

書き方

迎_書き方
迎の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ゴウゲイギョウ迎えるむかえるの4種の読み方が存在する。

意味

  1. むかえる。もてなす。ちうける。対義語:「迎撃・迎接・迎春・迎接・迎賓・歓迎・送迎・奉迎・来迎(らいごう)」
  2. 相手のわせる。わせてる。「迎合」

熟語

四字熟語

「迎」の漢字を語中にもつ四字熟語3種を表にまとめる。

「迎」が入る四字熟語
阿附迎合あふげいごう 送故迎新そうこげいしん 不将不迎ふしょうふげい

迎僧【げいそう】

おむかえぼうず(お迎え坊主、御迎え坊主)

迎撃機【げいげきき】

[軍]げいげきせんとうき(迎撃戦闘機)

迎日湾【げいじつわん】

[朝鮮語]Yong-ilMan/Yeong-ilMan

[地]朝鮮半島南東部、韓国東部の慶尚北道(Kyongsang-bukdo)(ケイショウホクドウ)南東部にある、日本海に面する湾。
「ヨンイルマン(迎日湾)」とも呼ぶ。ほこう(浦項)。

来迎【らいごう】

[仏]臨終(リンジュウ)の際、仏や菩薩(ボサツ)などが迎えに来ること。
「らいこう(来迎)」とも呼ぶ。
[仏](特に浄土門で)阿弥陀如来(アミダ・ニョライ)を念じて浄土(ジョウド)に往生(オウジョウ)しようと願う人の臨終に、阿弥陀如来と諸菩薩が現れて極楽浄土に迎え導くこと。

来迎【らいこう】

[仏]らいごう(来迎)

文字コード

「迎」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「迎」の文字コード一覧
Unicode 1 U+8FCE
JISX0213 1-23-62
戸籍統一文字番号 2 438080
住基ネット統一文字 J+8FCE

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「迎」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 10098
新大字典4 講談社 17063
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 12728
大漢和辞典6 7 大修館書店 38748’
大漢語林8 大修館書店 11479

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「迎」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「迎」についての総括
  1. 迎の画数 :7画
  2. 迎の部首 : 辵
  3. 迎の読み方:ゴウ・ゲイ・ギョウ・むかえる
  4. 迎の意味 :むかえる/もてなす/待ちうける
以上で「迎」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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