「錦」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

錦とは、にしき／金などの糸で模様を織り出した高級な絹織物などの意味をもつ漢字。16画の画数をもち、金部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校卒業／大学／一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『錦』の字には少なくとも、錦コン・ 錦キン・ 錦にしきの3種の読み方が存在する。

意味

1. にしき。金などの糸で模様を織り出した高級な絹織物。「錦衣・錦上・錦繡・錦紗・錦旗・紅錦・蜀江錦」
2. 彩りが鮮やかで美しい。「錦秋・錦鶏」
3. 相手を敬うときに褒め称える語。「錦心・錦地」

熟語

四字熟語

「錦」の漢字を語中にもつ四字熟語5種を表にまとめる。

錦市場【にしきいちば】

[Romaji]NishikiIchiba

京都府京都市中京区(ナカギョウク)錦小路通り、中魚屋町(ナカウオヤチョウ)・東魚屋町(ヒガシウオヤチョウ)の商店街。
「京の台所」とも呼ばれる。
。

錦眼鏡【にしきめがね】

かれいどすこーぷ(カレイドスコープ)
。

錦帯橋【きんたいばし】

[Romaji]KintaiBashi

草の錦【くさのにしき】

[植]秋の草の紅葉(コウヨウ)を錦に見立てた言葉。くさもみじ(草紅葉)、こうよう(紅葉)。
秋の季語。

錦ヶ浦【にしきがうら】

[Romaji]NishikigaUra

文字コード

「錦」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「錦」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。