「呪」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

呪とは、のろう／のろい／悪意をもつ人に災いや不幸が起きるように祈るなどの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、口部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校卒業／大学／一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『呪』の字には少なくとも、呪ズ・ 呪ジュ・ 呪シュウ・ 呪シュ・ 呪うまじなう・ 呪いまじない・ 呪うのろうの7種の読み方が存在する。

意味

1. のろう。のろい。悪意をもつ人に災いや不幸が起きるように祈る。「呪詛(じゅそ)・呪罵(じゅば)」
2. まじなう。まじない。降りかかる災いや邪気を取りのぞくように祈る。「呪禁(じゅごん)・呪術・呪文(じゅもん)・巫呪(ふじゅ)」

熟語

陀羅尼呪【だらにじゅ】

[仏]「ノウマクサマンダボダナウ(namahsamantabuddhanam)」という帰敬(キキョウ)の辞に始まり、最後に「ソワカ(svaha)」で結ぶ場合が多い。
「陀羅尼」とも呼び、短い呪文は「真言」と呼ばれる。なむ(南無)、そわか(蘇婆訶.薩婆訶、娑婆訶)。

緊箍呪／緊箍咒【きんこじゅ】

[中国語]Jinguzhou

木呪い／木呪【きまじない】

[暦]小正月の予祝(ヨシュク)行事の一つ。
果樹に頼むかおどかしたり、刃物で傷をつけるか棒で打ったりして、果実の豊熟を約束させるもの。
その際、木に向かって「成るか成らぬか」、「成すか成さぬか」、「成るか成らぬか、成らねば切るぞ」などと問い、木の陰の者が木に代って「成ります、成ります」と答える。

文字コード

「呪」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「呪」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。