「稽」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「?」については「?(漢字)」をご覧ください。

とは、かんがえる/計る/比べて考えるなどの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、禾部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校卒業/大学/一般レベルの漢字とされる。

漢字「稽」
字体
読み 音読み ケイ
訓読み 《外》かんが(える)
《外》とど(める)
《外》とどこお()
部首 禾部
画数 総画数 15画
部首内画数 禾部10画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検2級
異体字「?」
字体 ?
画数 16画
Unicode U+25874
JISX0213 1-23-46

書き方・読み方

書き方

稽_書き方
稽の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ケイ稽るとどこおる稽めるとどめる稽えるかんがえるの4種の読み方が存在する。

意味

  1. かんがえる。る。べてえる。「稽古・滑稽(こっけい)・不稽・無稽」
  2. とどめる。とどこおる。める。「稽滞・稽留」
  3. ぬかずく。をつけて敬礼する。「稽首」

熟語

四字熟語

「稽」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

「稽」が入る四字熟語
北面稽首ほくめんけいしゅ

稽古館【けいこかん】

[歴]江戸時代、彦根藩の藩校。1830年(文政13年)弘道館と改称。
[歴]江戸時代、津軽藩(弘前藩)の藩校。

稽留熱【けいりゅうねつ】

[英語]sustainedfever

[病]一日の体温変動の差(日内変動)がセ氏1度以内で、低い時でも平熱を上回り、高熱状態を維持する熱型(ネツケイ)。
腸チフス・ワイル病・髄膜炎・粟粒結核・大葉性肺炎などにみられる。ねつけい(熱型)。

文字コード

「稽」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「稽」の文字コード一覧
Unicode 1 U+7A3D
JISX0213 1-23-46
戸籍統一文字番号 2 282310
住基ネット統一文字 J+7A3D

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「稽」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 6847
新大字典4 講談社 11402
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 8281
大漢和辞典6 7 大修館書店 25218
大漢語林8 大修館書店 8035

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「稽」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「稽」についての総括
  1. 稽の画数 :15画
  2. 稽の部首 : 禾
  3. 稽の読み方:ケイ・とどこおる・とどめる・かんがえる
  4. 稽の意味 :かんがえる/計る/比べて考える
以上で「稽」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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