「慧」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、聡い/賢い/才知が機敏に働く/気が利くなどの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、心部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「慧」
字体
読み 音読み ケイ
訓読み かしこ()
さと()
部首 心部
画数 総画数 15画
部首内画数 心部11画
国語施策 人名用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準1級
日本語能力検定 JLPT N1

書き方・読み方

書き方

慧_書き方
慧の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ケイ慧いさとい慧いかしこいの4種の読み方が存在する。

意味

  1. い。い。才知が機敏にく。く。類義語:「慧眼・慧悟・慧敏・智慧(ちえ)・小慧」
  2. (仏教)ものの道理や真理を見抜く。「慧眼(えげん)・明慧(みょうえ)」

熟語

四字熟語

「慧」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

「慧」が入る四字熟語
慧可断臂えかだんぴ

慧遠【えおん】

[英語]Huiyuan

[人]中国、東晋時代の僧(334~416)。俗姓は賈氏(JiaShi)。
山西省(ShangxiSheng)雁門(Yanmen)の人。

慧遠【えおん】

[英語]Huiyuan

[人]中国、北周・隋代の僧(523~592)。俗姓は李氏(LiShi)。敦煌(Dunhuang)(トンコウ)の人。

大慧禅師【だいえぜんじ】

[中国語]Dahuichanshi

[人]いちぎょう(一行)

大慧宗杲【だいえそうこう】

[中国語]DahuiZonggao

[人]だいえしゅうこう(大慧宗杲)

大慧宗杲【だいえしゅうこう】

[中国語]DahuiZonggao

[人]中国宋代、臨済宗楊岐派の僧侶(1089~1163)。
大慧の法話を侍者沖密慧然(ChongmiHuiran)が集録した、公案集『正法眼蔵(ZhengfaYanzang)』(6巻)がある。
他に『大慧語録(Yulu)』・『大慧武庫(Wuku)』などの書がある。

文字コード

「慧」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「慧」の文字コード一覧
Unicode 1 U+6167
JISX0213 1-23-37
戸籍統一文字番号 2 126760
住基ネット統一文字 J+6167

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「慧」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 3017
新大字典4 講談社 5118
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 3706
大漢和辞典6 7 大修館書店
大漢語林8 大修館書店 3393

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「慧」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「慧」についての総括
  1. 慧の画数 :15画
  2. 慧の部首 : 心
  3. 慧の読み方:ケイ・エ・さとい・かしこい
  4. 慧の意味 :聡い/賢い/才知が機敏に働く/気が利く
以上で「慧」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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