「忍」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

忍とは、しのぶ／耐えしのぶ／堪える／我慢するなどの意味をもつ漢字。7画の画数をもち、心部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『忍』の字には少なくとも、忍ニン・ 忍ジン・ 忍いむごい・ 忍ぶしのぶ・ 忍ばせるしのばせるの5種の読み方が存在する。

意味

1. しのぶ。耐えしのぶ。堪える。我慢する。「忍苦・忍耐・忍辱(にんにく)・堪忍・堅忍・慈忍」
2. しのび。隠密行動を担う役職・部隊。「忍者・忍術・忍法・上忍・中忍・下忍」
3. 残酷な。痛ましい。惨たらしい。「忍心・残忍」

熟語

四字熟語

「忍」の漢字を語中にもつ四字熟語3種を表にまとめる。

下忍【げにん】

[Romaji]genin

忍阪【おっさか】

[Romaji]Ossaka

奈良県桜井市東部、外鎌(トカマ)山西麓の地名。
式内社の忍坂坐生根(オシサカニイマスイクネ)神社がある。
古名は「おさか(忍坂、恩坂、押坂)」、「おしさか(忍坂、恩坂、押坂)」。

忍路【おしょろ】

[Romaji]Oshoro

北海道小樽市(オタルシ)の地名。
。

忍び音【しのびね】

しのびごえ(忍び声)
忍び泣きの声。また、忍び泣くこと。
陰暦四月ころのホトトギスの初音(ハツネ)。

忍び馬【しのびうま】

[英語]stalkinghorse

すとーきんぐほーす(ストーキングホース、ストーキング・ホース)
。

文字コード

「忍」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「忍」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。