「夷」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

夷とは、東方の未開人／未開地の民／荒くれものなどの意味をもつ漢字。6画の画数をもち、大部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

『夷』の字には少なくとも、夷イ・夷らげるたいらげる・夷らかたいらか・夷すころす・夷えみし・夷えびすの6種の読み方が存在する。

四夷【しい】とは、《中国》漢民族以外の異民族を指す蔑称。夷狄いてき・夷狄戎蛮いてきじゅうばんとも。

四夷の種類
方角	東とう	西ざい	南なん	北ぼく
異民族	東夷とうい(夷)	西戎せいじゅう(戎)	南蛮なんばん(蛮)	北狄ほくてき(狄)

「夷」の漢字を語中にもつ四字熟語6種を表にまとめる。

「夷」が入る四字熟語
以夷制夷いいせいい	夷険一節いけんいっせつ	勤王攘夷きんのうじょうい
尊王攘夷そんのうじょうい	尊皇攘夷そんのうじょうい	伯夷叔斉はくいしゅくせい

[Romaji]Isumi

いすみぐん(夷隅郡)
[古]いすみまち(夷隅町)
。

[中国語]laiyi

[歴]古代中国、山東半島(ShandongBandao)に居住していた放牧民族。きゅうい(九夷)、さんとうはんとう(山東半島)。
。

[中国語]BoYi／Boyi

[人]中国の殷(イン)末・周初(紀元前12世紀頃)の伝説的聖人。
伯夷叔斉(ShuQi)(シュクセイ)と並称され、清廉の人物の代表とされる。はくいしゅくせい(伯夷叔斉)。

[中国語]Huauyi

[歴]きゅうい(九夷)
。

[梵]upasika(ウパーシカー)

[仏]在家のまま三宝に帰依し、五戒を受けた信者の女子。出家すると比丘尼(ビクニ)と呼ばれる。
男子は「優婆塞(ウバソク)」と呼ぶ。

「夷」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

「夷」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「夷」についての総括

以上で「夷」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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