「戰」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

戰とは、いくさ／たたかう／闘い／敵と争うなどの意味をもつ漢字。16画の画数をもち、戈部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『戰』の字には少なくとも、戰セン・ 戰うたたかう・ 戰ぐそよぐ・ 戰くおののく・ 戰いくさの5種の読み方が存在する。

意味

1. いくさ。たたかう。闘い。敵と争う。「戰艦・戰旗・戰後・戰術・戰災・戰争・戰闘・戰略・開戰・会戰・海戰・合戰・苦戰・空戰・激戰・決戰・抗戰・交戰・作戰・参戰・善戰・大戰・挑戰・内戰・敗戰・奮戰・陸戰・和戰」
2. 試合。競技を行う。「観戰・棋戰・対戰・熱戰」
3. 競争。競り合う。「商戰・舌戰・論戰」
4. おののく。そよぐ。慄き。震える。恐れる。類義語：顫「戰慄(せんりつ)」

熟語

賤ヶ岳の戦い／淺ヶ岳の戰い【しずがたけのたたかい】

[歴]1583(天正11.4.21)近江国賤ヶ岳で羽柴(豊臣)秀吉(ハシバ・ヒデヨシ)が、柴田勝家(カツイエ)・佐久間盛政(モリマサ)を破った戦い。1582年(天正10年)本能寺の変で織田信長(ノブナガ)が没した後、台頭してきた秀吉と、織田家の宿老勝家らが、主導権を争い戦う。
秀吉軍として奮戦した福島正則(マサノリ)・加藤清正(キヨマサ)・加藤嘉明(ヨシアキ)・平野長泰(ナガヤス)・脇坂安治(ワキサカ・ヤスハル)・片桐且元(カツモト)・糟屋武則(カスヤ・タケノリ)を賤ヶ岳の七本槍(シチホンヤリ)と呼ぶ。

文字コード

「戰」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「戰」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。