異体字「歷」については「歷(漢字)」をご覧ください。
歴とは、へる/年月を経る/過ぎた事柄などの意味をもつ漢字。14画の画数をもち、止部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校4年生修了レベルの漢字とされる。
字体 | 歴 | |
---|---|---|
読み | 音読み | レキ 《外》リャク |
訓読み | 《外》へ(る) | |
部首 | 止部 | |
画数 | 総画数 | 14画 |
部首内画数 | 止部10画 | |
国語施策 | 教育漢字・常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検7級 | |
日本語能力検定 | JLPT N2 |
字体 | 歷 |
---|---|
画数 | 16画 |
Unicode | U+6B77 |
JISX0213 | 1-86-37 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『歴』の字には少なくとも、歴・ 歴・ 歴るの3種の読み方が存在する。
意味
- へる。年月を経る。過ぎた事柄。
- レキ。「歴史・歴年・来歴・履歴」
- わたる。経てきた跡。
- 代々の。代をわたる。
- レキ。「歴世・歴代・歴朝」
- 明らかな。はっきり区別される。
- レキ。「歴然・歴歴」
- こよみ。類義語:暦
- レキ。「歴運・歴日・歴年」
熟語
歴史【れきし】
[羅]Historiae
[歴]古代ローマの歴史家ポリュビオス(Polybios)の歴史書。[歴]古代ローマの歴史家タキトゥス(Tacitus)の歴史書。
。
歴仕【れきし】
代々の君主に引き続いて仕えること。歴事(レキジ)。
。
歴事【れきじ】
代々の君主に引き続いて仕えること。歴仕(レキシ)。
。
歴史【れきし】
[希]Historiai
[歴]古代ギリシアの歴史家ヘロドトス(Herodotos)の歴史書。[歴]古代ギリシアの歴史家ツキディデス(Thukydides)の歴史書。
。
歴史【れきし】
[英語]history
[歴] 。文字コード
「歴」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+6B74 |
---|---|
JISX0213 | 1-46-82 |
戸籍統一文字番号 2 | 185420 |
住基ネット統一文字 | J+6B74 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 4672 |
新大字典4 | 講談社 | 7858 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 5689 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 16334’ |
大漢語林8 | 大修館書店 | 5644 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1958年(昭和33年)
学年別漢字配当表(昭和33年)に掲載
昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第4学年の配当漢字として公示される。
第4学年の配当漢字として公示される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第4学年の配当漢字として公示される。
第4学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。
第5学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「歴」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「歴」についての総括
- 歴の画数 :14画
- 歴の部首 : 止
- 歴の読み方:レキ・リャク・へる
- 歴の意味 :へる/年月を経る/過ぎた事柄
以上で「歴」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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