「毒」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

毒とは、どく／生命や健康を害するものなどの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、毋部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校4年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『毒』の字には少なくとも、毒ドク・ 毒トク・ 毒ダイ・ 毒タイ・ 毒いわるい・ 毒なうそこなうの6種の読み方が存在する。

意味

1. どく。生命や健康を害するもの。「毒殺・毒蛇・毒素・毒虫・毒鳥・毒薬・汚毒・解毒(げどく)・消毒・瘡毒(そうどく)・胎毒・大毒・中毒・被毒・風毒・服毒・便毒・防毒・猛毒・有毒・淋毒(りんどく)」
2. どくする。損なう。人の心を傷つける。悪意。「毒手・毒舌・毒念・毒筆・害毒」

毒の用法：三毒

三毒【さんどく】とは、《仏教》人間がもつ最も根源的な三つの煩悩。三不善根とも呼ばれる。

熟語

毒矢【どくや】

[英語]poisonedarrow

アフリカ：参照もろへいや(モロヘイヤ)、とうあずき(トウアズキ、唐小豆、相思子)南アメリカ：参照やどくがえる(ヤドクガエル、矢毒蛙)
。

毒鼓【どくく】

[仏]どっく(毒鼓)
。

毒砂【どくさ】

[俗][鉱]硫ヒ鉄鉱の俗称。
りゅうひてっこう(硫ヒ鉄鉱、硫砒鉄鉱)
。

毒害【どくがい】

毒を飲ませて殺害すること。
「毒殺(ドクサツ)」とも呼ぶ。
甚だしくそこなうこと。

毒殺【どくさつ】

毒薬で人を殺すこと。
古来から酸化砒素(サンカヒソ)が多く用いられてきた。
「毒害(ドクガイ)」とも呼ぶ。

文字コード

「毒」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「毒」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。