瞋とは、いからす/目をいからす/いかるなどの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、目部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 瞋 | |
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読み | 音読み | シン シ チン テン デン |
訓読み | いか(らす) いか(る) |
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部首 | 目部 | |
画数 | 総画数 | 15画 |
部首内画数 | 目部10画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『瞋』の字には少なくとも、瞋・ 瞋・ 瞋・ 瞋・ 瞋・ 瞋る・ 瞋らすの7種の読み方が存在する。
意味
いからす/目をいからす/いかる
瞋の用法:三毒
三毒【さんどく】とは、《仏教》人間がもつ最も根源的な三つの煩悩。三不善根とも呼ばれる。
三毒 | 貪 | 瞋 | 痴(癡) |
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意味 | むさぼり求める心 | 怒り・憎しみの心 | 愚痴・無知の心 |
瞋の用法:五礙
五礙【ごげ】とは、仏教用語における「女性が持つ5つの障害」といわれるもの。五障(ごしょう)/女人五障とも。
取得不可 | 梵天王 | 帝釈天 | 魔王 | 転輪王 | 仏 |
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修行の障 | 煩悩 (煩悩障) |
業 (業障) |
生 (生障) |
法 (法障) | 所知 (所知障) |
五力の障 | 欺 | 怠 | 瞋 | 恨 | 怨 |
熟語
瞋恚【しんに】
しんい(瞋恚)
「しんい」の連声。
。
文字コード
「瞋」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+778B |
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JISX0213 | 1-66-51 |
戸籍統一文字番号 2 | 263480 |
住基ネット統一文字 | J+778B |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 6480 |
新大字典4 | 講談社 | 10791 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 7815 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 23568 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 7604 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「瞋」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「瞋」についての総括
- 瞋の画数 :15画
- 瞋の部首 : 目
- 瞋の読み方:デン・テン・チン・シン・シ・いかる・いからす
- 瞋の意味 :いからす/目をいからす/いかる
以上で「瞋」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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