恨とは、うらむ/うらめしい/憎らしく思う/悔しいと思う/残念に思うなどの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、心部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。
字体 | 恨 | |
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読み | 音読み | コン 《外》ゴン |
訓読み | うら(む) うら(めしい) |
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部首 | 心部 | |
画数 | 総画数 | 9画 |
部首内画数 | 心部6画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検3級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『恨』の字には少なくとも、恨・ 恨・ 恨めしい・ 恨むの4種の読み方が存在する。
意味
恨の用法:五礙
五礙【ごげ】とは、仏教用語における「女性が持つ5つの障害」といわれるもの。五障(ごしょう)/女人五障とも。
取得不可 | 梵天王 | 帝釈天 | 魔王 | 転輪王 | 仏 |
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修行の障 | 煩悩 (煩悩障) |
業 (業障) |
生 (生障) |
法 (法障) | 所知 (所知障) |
五力の障 | 欺 | 怠 | 瞋 | 恨 | 怨 |
熟語
四字熟語
「恨」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。
多情多恨 |
遺恨【いこん】
恨(ウラ)みが忘れがたく、いつまでも残ること。また、その恨み。流恨(リュウコン)。
悔恨【かいこん】
あやまちを後悔して残念に思うこと。
悔恨の情にかられる
。
文字コード
「恨」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+6068 |
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JISX0213 | 1-26-08 |
戸籍統一文字番号 2 | 119020 |
住基ネット統一文字 | J+6068 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 2836 |
新大字典4 | 講談社 | 4874 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 3514 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 10588 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 3512 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
まとめ
「恨」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「恨」についての総括
- 恨の画数 :9画
- 恨の部首 : 心
- 恨の読み方:ゴン・コン・うらめしい・うらむ
- 恨の意味 :うらむ/うらめしい/憎らしく思う/悔しいと思う/残念に思う
以上で「恨」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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