異体字「碍」については「碍(漢字)」をご覧ください。
礙とは、ささえる/さまたげる/邪魔をするなどの意味をもつ漢字。19画の画数をもち、石部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 礙 | |
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読み | 音読み | ガイ ギ ゲ |
訓読み | さまた(げる) | |
部首 | 石部 | |
画数 | 総画数 | 19画 |
部首内画数 | 石部14画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
字体 | 碍 |
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画数 | 13画 |
Unicode | U+788D |
JISX0213 | 1-19-23 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『礙』の字には少なくとも、礙・ 礙・ 礙・ 礙げるの4種の読み方が存在する。
意味
ささえる/さまたげる/邪魔をする
礙の用法:五礙
五礙【ごげ】とは、仏教用語における「女性が持つ5つの障害」といわれるもの。五障(ごしょう)/女人五障とも。
取得不可 | 梵天王 | 帝釈天 | 魔王 | 転輪王 | 仏 |
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修行の障 | 煩悩 (煩悩障) |
業 (業障) |
生 (生障) |
法 (法障) | 所知 (所知障) |
五力の障 | 欺 | 怠 | 瞋 | 恨 | 怨 |
熟語
無碍/無礙【むげ】
[中国語]wu’ai
何の障害もないこと。また、そのさま。
[仏]とらわれがなく自由自在なこと。
詞無礙/詞無碍【しむげ】
[仏]じむげ(辞無礙、辞無碍)
。
四無礙/四無碍【しむげ】
[梵]catuspratisamvid
[仏]菩薩(ボサツ)や仏(ホトケ)が実現する、四つの自在な能力。「四無礙解(ゲゲ)」、「四無碍解(ゲゲ)」、「四無礙弁(ゲベン)」、「四無碍弁(ゲベン)」、「四無礙智(ゲチ)」、「四無碍智(ゲチ)」、「四無」、「四弁」とも呼ぶ。
【1】法無礙(ホウムゲ):教えの内容が真理に即(ソク)しているため自由自在であること。
辞無礙/辞無碍【じむげ】
[仏]菩薩(ボサツ)や仏(ホトケ)が実現する自在な能力、四無碍(シムゲ)の一つ。
「しむげ(詞無礙、詞無碍)」とも呼ぶ。しむげ(四無礙、四無碍)。
四無礙智/四無碍智【しむげち】
[仏]しむげ(四無礙、四無碍)
。
文字コード
「礙」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+7919 |
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JISX0213 | 1-67-08 |
戸籍統一文字番号 2 | 274000 |
住基ネット統一文字 | J+7919 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 6669 |
新大字典4 | 講談社 | 11133 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 7954 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 24542 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 7836 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「礙」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「礙」についての総括
- 礙の画数 :19画
- 礙の部首 : 石
- 礙の読み方:ゲ・ギ・ガイ・さまたげる
- 礙の意味 :ささえる/さまたげる/邪魔をする
以上で「礙」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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