紺とは、こん色/紫を帯びた濃い青色/糸の染め色として用いられるなどの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、糸部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。
字体 | 紺 | |
---|---|---|
読み | 音読み | コン 《外》カン |
訓読み | ||
部首 | 糸部 | |
画数 | 総画数 | 11画 |
部首内画数 | 糸部5画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検3級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『紺』の字には少なくとも、紺・ 紺の2種の読み方が存在する。
意味
- 紺【こん】
-
- [色]こんいろ(紺色)
熟語
四字熟語
「紺」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。
紺紙金泥 |
紺【こん】
[色]こんいろ(紺色)
。
紺屋【こんや】
染物屋(ソメモノヤ)。
「こうや(紺屋)」とも呼ぶ。あおや(青屋)、こうやのしろばかま(紺屋の白袴)。
紫紺【しこん】
[色]紺色をおびた紫。濃い紫色。
C=80,M=97,Y=30,B=60。
紺屋【こうや】
こんや(紺屋)
。
紺紙【こんし】
紺色に染めた紙。金泥・銀泥を用いる写経や仏画に用いる。
「こんがみ(紺紙)」ともよぶ。
文字コード
「紺」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+7D3A |
---|---|
JISX0213 | 1-26-16 |
戸籍統一文字番号 2 | 305730 |
住基ネット統一文字 | J+7D3A |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 7313 |
新大字典4 | 講談社 | 12163 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 8898 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 27362 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 8605 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
まとめ
「紺」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「紺」についての総括
- 紺の画数 :11画
- 紺の部首 : 糸
- 紺の読み方:コン・カン
- 紺の意味 :こん色/紫を帯びた濃い青色/糸の染め色として用いられる
以上で「紺」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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