「織」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、おる/機(はた)で布をおる/機織りなどの意味をもつ漢字。18画の画数をもち、糸部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校5年生修了レベルの漢字とされる。

漢字「織」
字体
読み 音読み シキ
《外》
《高》ショク
訓読み ()
部首 糸部
画数 総画数 18画
部首内画数 糸部12画
国語施策 教育漢字・常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検6級
日本語能力検定 JLPT N1

書き方・読み方

書き方

織_書き方
織の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ショクシキ織るおるの4種の読み方が存在する。

意味

  1. おる。機(はた)でをおる。機織り。「織機・織女・機織・交織・混織・製織・染織・紡織・織物(おりもの)」
  2. てる。わす。「組織(そしき)」

熟語

四字熟語

「織」の漢字を語中にもつ四字熟語3種を表にまとめる。

「織」が入る四字熟語
心織筆耕しんしょくひっこう 男耕女織だんこうじょしょく 不耕不織ふこうふしょく

組織【そしき】

秩序をもって組み立てること・仕組み。
秩序をもって組み立てられたもの・仕組み。
織物で、経糸(タテイト)と緯糸(ヨコイト)とを組み合せること。

綾織【あやおり】

「平織(ヒラオリ)」より柔軟性があり光沢もある。

織部形【おりべがた】

石灯籠(イシドウロウ)の形式の一種。
茶道の織部流の祖、古田織部の墓にあった石灯籠の形で、雅趣に富み、茶庭などに好んで用いる。
「きりしたんどうろう(切支丹灯籠、切支丹燈籠)」とも呼ぶ。

茶羽織【ちゃばおり】

[服]身丈が腰のあたりまでの、婦人が普段に着る短い羽織。
襠(マチ)を付けず、半反で一着ができる。共布の紐(ヒモ)を用いる。

糸織姫【いとおりひめ】

[天]べが(ベガ)

文字コード

「織」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「織」の文字コード一覧
Unicode 1 U+7E54
JISX0213 1-31-05
戸籍統一文字番号 2 311770
住基ネット統一文字 J+7E54

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「織」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 7540
新大字典4 講談社 12474
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 9162
大漢和辞典6 7 大修館書店 27892
大漢語林8 大修館書店 8848

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1958年(昭和33年)
学年別漢字配当表(昭和33年)に掲載
昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
1989年(平成元年)
学年別漢字配当表(平成元年)に掲載
平成4年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表
9」に
第5学年の配当漢字として公示される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表10」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。

まとめ

「織」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「織」についての総括
  1. 織の画数 :18画
  2. 織の部首 : 糸
  3. 織の読み方:ショク・シキ・シ・おる
  4. 織の意味 :おる/機(はた)で布をおる/機織り
以上で「織」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

おねがい
誤字/脱字/間違い/その他ミスを見つけた方は、お問合せまでご連絡のほど宜しくお願いします。