「討」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

討とは、うつ／敵を攻めうつなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、言部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校6年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『討』の字には少なくとも、討トウ・ 討ねるたずねる・ 討つうつの3種の読み方が存在する。

意味

1. うつ。敵を攻めうつ。「討幕・討伐・討滅・征討・掃討・追討」
2. 尋ねる。問いただす。詳しく調べる。究める。「討議・討究・討論・検討・探討」

熟語

仇討【あだうち】

[英語]revenge(リベンジ)

手討ち／手打ち【てうち】

[歴]武士が家臣や町人など目下の者を、自ら斬(キ)り殺すこと。
江戸時代、正当な理由があれば咎(トガ)められなかった(犯罪にならなかった)。
無礼者(ブレイモノ)、手討ちにいたすぞ
。

敵討ち／敵討【かたきうち】

あだうち(仇討)
。

三大仇討ち／三大仇討【さんだいあだうち】

[歴]曾我兄弟・伊賀越え・赤穂浪士の仇討ちの総称。
「天下三大仇討ち」とも呼ぶ。いがごえのあだうち(伊賀越えの仇討ち、伊賀越の仇討)。

三韓征討【さんかんせいとう】

[歴]記紀伝承にある、神功皇后(ジングウ・コウゴウ)の朝鮮出兵。
仲哀天皇(チュウアイ・テンノウ)の死後、懐妊の身で新羅(シラギ)に遠征して征服した物語。
ある程度は日本の朝鮮半島侵攻の史実を反映しているだろうが、後代に脚色されて信憑性(シンピョウセイ)は低い。

文字コード

「討」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「討」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。