異体字「弔」については「弔(漢字)」をご覧ください。
吊とは、とむらう/人の死を、悲しむ/痛み哀れむ/悔やむなどの意味をもつ漢字。6画の画数をもち、口部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 吊 | |
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読み | 音読み | チョウ |
訓読み | つ(る) つる(す) |
|
部首 | 口部 | |
画数 | 総画数 | 6画 |
部首内画数 | 口部3画 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準1級 |
字体 | 弔 |
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画数 | 4画 |
Unicode | U+5F14 |
JISX0213 | 1-36-04 |
目次
書き方・読み方
書き方
読み方
『吊』の字には少なくとも、吊・ 吊す・ 吊るの3種の読み方が存在する。
意味
熟語
雪吊り/雪釣り【ゆきづり】
降り積もった雪の重みで庭木などの枝や幹が折れるのを防ぐため、支柱または木の上部から細い縄(ナワ)や針金を張って枝などを吊り上げておくこと。
「ゆきつり(雪釣り、雪釣)」とも呼ぶ。つちかべ(土壁)。
カヤツリグサ/蚊帳吊草/莎草【かやつりぐさ】
[学名]Cyperusmicroiria
[植]イネ目(Poales)カヤツリグサ科(Cyperaceae)カヤツリグサ属(Cyperus)の一年草。イネ科(Poaceae)に似るが、茎は三角柱状で中実。めりけんがやつり(メリケンガヤツリ、メリケン蚊帳吊)。
メリケンガヤツリ/メリケン蚊帳吊【めりけんがやつり】
[学名]Cyperuseragrostis
[植]イネ目(Poales)カヤツリグサ科(Cyperaceae)カヤツリグサ属(Cyperus)の一年草。熱帯アメリカ原産。第二次世界大戦後、日本にも帰化。
アンコウの吊り切り/鮟鱇の吊り切り【あんこうのつりぎり】
[料]あんこうのつるしぎり(アンコウの吊し切り、鮟鱇の吊し切り)
。
アンコウの吊し切り/鮟鱇の吊し切り【あんこうのつるしぎり】
[料]アンコウの卸し方。
下顎(シタアゴ)を鉤(カギ)にかけて吊し、口から水を入れて胃に水を満たし、まず外皮を剥(ハ)ぎ、肉を削(ソ)ぎ、さらにキモ(胆)・ハラワタ(腸)をとり、骨を切る。
「アンコウの吊り切り」とも呼ぶ。
文字コード
「吊」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+540A |
---|---|
JISX0213 | 1-36-63 |
戸籍統一文字番号 2 | 038150 |
住基ネット統一文字 | J+540A |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 1075 |
新大字典4 | 講談社 | 1769 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 1311 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 3291 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 1271 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
まとめ
「吊」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「吊」についての総括
- 吊の画数 :6画
- 吊の部首 : 口
- 吊の読み方:チョウ・つるす・つる
- 吊の意味 :とむらう/人の死を、悲しむ/痛み哀れむ/悔やむ
以上で「吊」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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