俵とは、藁や萱を編んで作られた袋/米や炭などの保存に利用するなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、人部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校5年生修了レベルの漢字とされる。
字体 | 俵 | |
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読み | 音読み | ヒョウ |
訓読み | たわら | |
部首 | 人部 | |
画数 | 総画数 | 10画 |
部首内画数 | 人部8画 | |
国語施策 | 教育漢字・常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検6級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『俵』の字には少なくとも、俵・ 俵の2種の読み方が存在する。
意味
熟語
土俵【どひょう】
[運]1952年(昭和27年)九月場所から観客に取組を見やすくするため、それまでの四本柱(シホンバシラ)を取り払って四房(シブサ)に換わり、吊り屋根(神明造り)となる。
四房は東北に青房、東南に赤房、西南に白房、西北に黒房を配して四季を表し、中央の土俵が黄色を表す。ごぎょうせつ(五行説)。
俵物【ひょうもの】
[歴]たわらもの(俵物)
。
俵物【ひょうもつ】
[歴]たわらもの(俵物)
。
桟俵【さんだわら】
米俵(コメダワラ)の両端に当てる、ワラ(藁)を円(マル)く平(タイ)らに編(ア)んだフタ(蓋)。
「桟俵法師(ボウシ)」、「さんだら法師」、「さんだらぼっち」とも呼ぶ。
疱瘡(ホウソウ)(天然痘)の神や流し雛(ビナ)をのせて川に流す藁製の台。
米俵/米苞【こめだわら】
玄米(ゲンマイ)を入れる俵。
単に「たわら(俵)」とも呼ぶ。たわら(俵)。
文字コード
「俵」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+4FF5 |
---|---|
JISX0213 | 1-41-22 |
戸籍統一文字番号 2 | 008660 |
住基ネット統一文字 | J+4FF5 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 346 |
新大字典4 | 講談社 | 554 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 451 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 730 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 446 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1958年(昭和33年)
学年別漢字配当表(昭和33年)に掲載
昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。
第5学年の配当漢字として公示される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。
第5学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第6学年の配当漢字として公示される。
第6学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「俵」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「俵」についての総括
- 俵の画数 :10画
- 俵の部首 : 人
- 俵の読み方:ヒョウ・たわら
- 俵の意味 :藁や萱を編んで作られた袋/米や炭などの保存に利用する
以上で「俵」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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