「編」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

編とは、個々をまとめ上げるなどの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、糸部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校5年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『編』の字には少なくとも、編ベン・ 編ヘン・ 編ふみ・ 編とじいと・ 編むあむの5種の読み方が存在する。

意味

1. 個々をまとめ上げる。「編曲・編成・編隊・編入・改編・再編」
2. 書物を作る。集めた文を糸で綴じる。「編者・編集・編著・共編」
3. とじいと。書を綴じる糸。「韋編(いへん)」
4. ふみ。書籍。詩や書の作品。類義語：篇「詩編・前編・続編・短編・長編」
5. 詩文を数える語。類義語：篇「詩一編・千編一律」

編の用法：法令形式(本則)

法令形式(本則)【ほうれいけいしき】とは、法令や規則、契約書の内容を書き並べた構造体系。日本の法律はこの形式で記述されている。

熟語

四字熟語

「編」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

編磬【へんけい】

[中国語]bianqing

編鐘【へんしょう】

[楽]しょう(鐘)
。

裏編み【うらあみ】

[英語]purlstitch

棒針編みで、基本的な編み方の一つ。
メリヤスの裏の面と同じ編み目があらわれるもの。
⇔おもてあみ(表編み)
。

表編み【おもてあみ】

[英語]knitstitch

棒針編みで、基本的な編み方の一つ。
メリヤスの表の面と同じ編み目があらわれるもの。
「メリヤス編み」とも呼ぶ。

編み戸／編戸【あみど】

[Romaji]amido／amido

文字コード

「編」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「編」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。