「号」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

号とは、さけぶ／大声を上げるなどの意味をもつ漢字。5画の画数をもち、口部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校3年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『号』の字には少なくとも、号ゴウ・ 号コウ・ 号キョウ・ 号よびな・ 号ぶさけぶの5種の読み方が存在する。

意味

1. さけぶ。大声を上げる。類義語：叫「号令・号泣・呼号・怒号」
2. 合図。記号。印。「号音・号砲・暗号・記号・信号・番号・符号・略号」
3. 呼び名。名前。「雅号・元号・国号・山号・称号・商号・尊号・俳号」
4. 数につけて順序や等級を表す語。「号外・号数・創刊号・増刊号・春夏号・秋冬号」
5. 指輪・鍋・鉢・ケーキ・衣服といった丸い商品や部位の大きさを表す。「一号・三号・五号・七号・九号」
6. 馬・犬・猫などの動物に添える語。「クッキー号・マロン号・チョコ号」
7. バス・新幹線・船舶などの乗り物に添える語。「ひかり号・こだま号・万景峰号・タイタニック号」

号の用法：法令形式(本則)

法令形式(本則)【ほうれいけいしき】とは、法令や規則、契約書の内容を書き並べた構造体系。日本の法律はこの形式で記述されている。

熟語

号【ごう】

住地・書斎などにちなんで付けた名前・ペンネーム。
庵号。孔子の号は尼父(ジホ)。

よど号【よどごう】

[歴]1970年(昭和45年)3月31日赤軍派学生に乗っ取られた日本航空機。
犯人は北朝鮮へ亡命。1990年(平成2年)北朝鮮から元赤軍派メンバーが機関紙「お元気ですか」を発刊。

二号【にごう】

二番目のもの。
規格の二番目。
めかけ(妾)。

加号【かごう】

[英語]plussign

雅号【がごう】

文筆家・画家・書家などが本名以外に付ける風雅な別名。
文筆家の場合は「ペンネーム(penname)」とも呼ぶ。[1]あざな(字)。

文字コード

「号」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「号」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。