「款」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

款とは、心の底から楽しむ／喜び／親しみ／よしみなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、欠部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『款』の字には少なくとも、款カン・ 款ぶよろこぶ・ 款まこと・ 款くたたく・ 款すしるすの5種の読み方が存在する。

意味

1. 心の底から楽しむ。喜び。親しみ。よしみ。類義語：歓「款待・款談」
2. 刻む。彫る。記す。鏡や鼎に陰刻した文字。対義語：識「款識・落款」
3. 法令・規約・証書・条文などの箇条書き。「条款・定款・約款・借款・第一款」
4. 財政法における予算の分類項目の一つ。部の下で項の上に位置する。「款項目節」

款の用法：法令形式(本則)

法令形式(本則)【ほうれいけいしき】とは、法令や規則、契約書の内容を書き並べた構造体系。日本の法律はこの形式で記述されている。

熟語

フキ／蕗／苳／款冬【ふき】

[学名]Petasitesjaponicus、[英語]Japanesebutterbur

カントウ／款冬【かんとう】

[植]フキ(蕗)の別称。
ふき(フキ、蕗、苳、款冬)
[植]ツワブキ(石蕗)の別称。
つわぶき(ツワブキ、石蕗)
[植]ヤマブキ(山吹)の別称。

カンドウ／款冬【かんどう】

[植]かんとう(カントウ、款冬)
。

西原借款【にしはらしゃっかん】

[英語]NishiharaLoans

文字コード

「款」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「款」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。