「丸」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

丸とは、まるい／円や球のような形／まるめたものなどの意味をもつ漢字。3画の画数をもち、丶部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校2年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『丸』の字には少なくとも、丸ガン・ 丸カン・ 丸めるまるめる・ 丸いまるい・ 丸まる・ 丸たまの6種の読み方が存在する。

意味

1. まるい。円や球のような形。まるめたもの。対義語：角
   • ガン。「丸印・丸剤・丸薬・弾丸・砲丸」
2. 練り合わせてまるめた薬の名に添える語。丸薬。
   • ガン。「救命丸・正露丸」
3. 城の区画。郭。
   • まる。「本丸・一の丸」
4. 人の名。童子の名前につける語。類義語：麿
   • まる。「蝉丸・蘭丸・牛若丸」
5. 犬の名前につける語。まる。
   • まる。「翁丸・茶々丸」
6. 刀や剣の名前につける語。
   • まる。「鬼丸・数珠丸・抜丸・微塵丸・小狐丸」
7. 船の名前につける語。
   • まる。「日本丸・富士丸・咸臨丸」

熟語

四字熟語

「丸」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

丸め【まるめ】

[英語]round(端数のない)

丸／円【まる】

[古][爬]スッポンの上方(カミガタ)での別称。すっぽん(スッポン、鼈)。
(丸)船舶の名の下に添える語。

丸太【まるた】

[Romaji]maruta

丸子【まるこ】

[Romaji]Maruko

まるこまち(丸子町)
。

出丸【でまる】

本城(ホンジョウ)から張り出して、または少し離して築いた曲輪(クルワ)。
大坂城三の丸南西に築かれた真田丸(サナダマル)は著名。
「でぐるわ(出郭、出曲輪)」とも呼ぶ。

文字コード

「丸」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「丸」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。