個とは、ひとつ／ひとりなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、人部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校5年生修了レベルの漢字とされる。
| 字体 | 個 | |
|---|---|---|
| 読み | 音読み | コ 《外》カ |
| 訓読み | ||
| 部首 | 人部 | |
| 画数 | 総画数 | 10画 |
| 部首内画数 | 人部8画 | |
| 国語施策 | 教育漢字・常用漢字 | |
| JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
| 漢字検定 | 漢検6級 | |
| 日本語能力検定 | JLPT N2 | |
書き方・読み方
書き方
読み方
『個』の字には少なくとも、個・ 個の2種の読み方が存在する。
意味
熟語
個室【こしつ】
(aprivateroom)個人用の部屋。
寮・研究室など長期に使用されるもの。
(asingleroom)一人用の部屋。
個虫【こちゅう】
[英語](単数形)zoon(ズーン)／(複数形)zoa(ゾア)／zooid
[生]群体を構成する生物の各個体。。
各個【かっこ】
おのおの・それぞれ・各自。
いくつかあるものの、一つ一つ。
各個撃破
。
はんぶんこ／半分こ／半分個【はんぶんこ】
[幼児語]一つ(一個)を二人で半分づつに分け合うこと。
分ける数により「三分(サンブン)こ」、「四分(ヨンブン)こ」とも言う。
。
五個荘町【ごかしょうちょう】
[Romaji]GokashoCho
[古]滋賀県中東部、神崎郡(カンザキグン)にあった町。2005年(平成17年)2月11日八日市市(ヨウカイチシ)、神崎郡の永源寺町(エイゲンジチョウ)・五個荘町、愛知郡(エチグン)の愛東町(アイトウチョウ)・湖東町(コトウチョウ)の１市４町が合併して東近江市(ヒガシオウミシ)を発足。。
文字コード
「個」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
| Unicode 1 | U+500B |
|---|---|
| JISX0213 | 1-24-36 |
| 戸籍統一文字番号 2 | 008940 |
| 住基ネット統一文字 | J+500B |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
| 書籍 | 出版社 | 検字番号 |
|---|---|---|
| 角川大字源3 | 角川書店 | 319 |
| 新大字典4 | 講談社 | 570 |
| 新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 414 |
| 大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 758 |
| 大漢語林8 | 大修館書店 | 412 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年（昭和21年）11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1958年（昭和33年）
学年別漢字配当表（昭和33年）に掲載
昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。
第5学年の配当漢字として公示される。
1977年（昭和52年）
学年別漢字配当表（昭和52年）に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。
第5学年の配当漢字として公示される。
1981年（昭和56年）10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年（平成29年）
学年別漢字配当表（平成29年）に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。
第5学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「個」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「個」についての総括
- 個の画数 ：10画
- 個の部首 ： 人
- 個の読み方：コ・カ
- 個の意味 ：ひとつ／ひとり
以上で「個」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
おねがい
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