「堀」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

堀とは、水を通すために土を掘って作った溝／類義語：濠・壕などの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、土部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

『堀』の字には少なくとも、堀コツ・堀コチ・堀グチ・堀クツ・堀クチ・堀ほり・堀あなの7種の読み方が存在する。

[Romaji]unebori

[歴][建]北条氏が用いた空堀(カラボリ)。
堀に入った敵が空堀を通路のように用いて逃げ回らないように随所に畝と呼ぶ仕切りを設けたもの。
畝を渡って堀を超えないように、畝の上端は極端に幅を狭くしてあった。

[Romaji]Horikiri

東京都北東部、葛飾区(カツシカク)西部の荒川(アラカワ)沿いの地名。
[交]ほりきりえき(堀切駅)
。

[Romaji]yagembori／Yagembori／YagenBori

薬研の形のようにＶ字形に掘った底の狭い堀。
[歴]江戸時代、東京都中央区東日本橋の両国橋西詰の付近にあった堀。
日本橋付近の米・竹・材木などの蔵に物資を運送する水路として利用されていた。

[Romaji]horinouchi／Horinouchi

[歴]中世、地頭など在地領主の屋敷地内。
「土居(ドイ)」とも呼ぶ。
[歴]堀をめぐらせた城下町の内側に形成された町。

[Romaji]HoriganeMura

[古]長野県西部、南安曇郡(ミナミアヅミグン)東部の村。2005年(平成17年)10月1日豊科町(トヨシナマチ)・穂高町(ホタカマチ)・三郷村(ミサトムラ)・堀金村の２町２村が合併して安曇野市(アヅミノシ)を発足。
。

「堀」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

1981年（昭和56年）10月

常用漢字表に掲載

国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。

2010年（平成22年）11月

改定常用漢字表に掲載

文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表⁹」に採用される。

「堀」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「堀」についての総括

以上で「堀」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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