「溝」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

溝とは、みぞ／どぶ／水を流す道／みぞを堀って隔てる／用水路などの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、水部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『溝』の字には少なくとも、溝コウ・ 溝みぞ・ 溝どぶの3種の読み方が存在する。

意味

1. みぞ。どぶ。水を流す道。みぞを堀って隔てる。用水路。類義語：渠「溝渠(こうきょ)・溝水・海溝・側溝・城溝・排水溝」
2. 《命数》数詞のひとつ。1溝は10000穣。10000溝で1澗。「一溝・百溝」

溝の用法：命数法(大数)

命数法(大数)【めいすうほう】とは、数を表す単位。万よりも大きい数については万進法（四桁刻み）の扱いとなる。

熟語

四字熟語

「溝」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

溝【みぞ】

水を流すため、地面を細長く掘ったもの。
「せせなぎ(溝)」、「せせなげ(溝)」とも呼ぶ。
。

溝【こう】

みぞ(溝)・濠(ホリ)。用水路。
[数]数の単位。

鼻唇溝【びしんこう】

Sulcusnasolabialis、[英語]nasolabialsulcus

チリ海溝【ちりかいこう】

[英語]ChileTrench

御歯黒溝【おはぐろどぶ】

[歴]江戸新吉原遊郭の周囲にめぐらした溝。
遊女の逃亡を防ぐためのもの。
名前の由来は、遊女が御歯黒の汁を捨てたことからとも、汚水が黒いための連想からともいう。

文字コード

「溝」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「溝」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。