「席」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

席とは、せき／座る場所などの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、巾部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校4年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『席』の字には少なくとも、席セキ・ 席ジャク・ 席シャク・ 席むしろの4種の読み方が存在する。

意味

1. せき。座る場所。「議席・客席・空席・座席・上席・退席・着席・場席・末席・隣席・離席」
2. 会場。式場。場。「席上・宴席・会席・欠席・酒席・出席・即席・茶席・同席・陪席・臨席・列席」
3. よせ。演芸場。「席亭・定席(じょうせき)・昼席・夜席・寄席(よせ)」
4. 地位。順序。序列。「席次・次席・参席・首席・主席」
5. むしろ。敷物。敷く。類義語：蓆「席巻(せっけん)・枕席」

熟語

四字熟語

「席」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

寄席【よせ】

[Romaji]yose

講談(講釈)を専門とする寄席は「講釈場(コウシャクバ)」、「釈場」と呼ぶ。
東京都台東区東上野の下谷神社の境内に「寄席発祥の地」の石碑がある。
。

席田郡【むしろだぐん】

[Romaji]MushirodaGun

助手席【じょしゅせき】

[英語]assistant’sseat／assistantseat

即席ラーメン【そくせきらーめん】

[食]いんすたんとらーめん(インスタント・ラーメン)
。

ムシロ／筵／莚／蓆／席【むしろ】

ワラ(藁)などで編んだ敷物の総称。
。

文字コード

「席」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「席」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。