幹とは、みき/樹木の根から伸びる太い部分/身体の胴の部分/物事の要の部分などの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、干部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校5年生修了レベルの漢字とされる。
字体 | 幹 | |
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読み | 音読み | カン |
訓読み | みき 《外》から 《外》わざ |
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部首 | 干部 | |
画数 | 総画数 | 13画 |
部首内画数 | 干部10画 | |
国語施策 | 教育漢字・常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検6級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
目次
書き方・読み方
書き方
読み方
『幹』の字には少なくとも、幹・ 幹・ 幹・ 幹の4種の読み方が存在する。
意味
- みき。樹木の根から伸びる太い部分。身体の胴の部分。物事の要の部分。「幹流・幹線・幹部・幹事・根幹・軀幹(くかん)・骨幹・本幹・主幹・基幹・語幹・新幹線」
- 仕事の上での働き。才能。腕前。能力。業。「才幹」
熟語
四字熟語
「幹」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。
紫幹翠葉 | 精明強幹 |
新幹線【しんかんせん】
[交]従来の狭軌(1.067メートル)に対し標準軌(1.435メートル)を採用した、国鉄(現:各JR)の都市間高速幹線鉄道。分散動力式。ざいらいせんがたしんかんせん(在来線形新幹線)。
脳幹【のうかん】
[英語]brainstem、[羅]truncusencephali
[医]脳のうち、大脳半球・小脳以外の部分。間脳・中脳・橋(キョウ)・延髄の総称。
解剖学的に脳を三層に分けた最下層で、感覚・自律系・生命活動をつかさどり、俗に「爬虫類脳」とも呼ぶ。
ミニ新幹線【みにしんかんせん】
[交]ざいらいせんがたしんかんせん(在来線形新幹線)
。
整備新幹線【せいびしんかんせん】
[交]全国新幹線鉄道整備法に基づいて整備・建設される5路線の新幹線。
建設費用は、JRが50%、政府が35%、自治体が15%をそれぞれ負担。
完成施設は鉄道建設公団が保有し、運行するJRに貸し付ける。
秋田新幹線【あきたしんかんせん】
[交]JR東日本が運行する、東京駅~秋田駅間の在来線形新幹線。
東京駅~盛岡駅は東北新幹線、後半は田沢湖線。
愛称は「こまち」。
文字コード
「幹」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+5E79 |
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JISX0213 | 1-20-20 |
戸籍統一文字番号 2 | 103920 |
住基ネット統一文字 | J+5E79 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 2482 |
新大字典4 | 講談社 | 4307 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 3091 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 9183 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 3013 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
第6学年の配当漢字として公示される。
第5学年の配当漢字として公示される。
第5学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「幹」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
- 幹の画数 :13画
- 幹の部首 : 干
- 幹の読み方:カン・わざ・みき・から
- 幹の意味 :みき/樹木の根から伸びる太い部分/身体の胴の部分/物事の要の部分
ウサタロー