「景」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

景とは、ありさま／眺め／けしき／様子などの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、日部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校4年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『景』の字には少なくとも、景ヨウ・ 景ケイ・ 景キョウ・ 景エイの4種の読み方が存在する。

意味

1. ありさま。眺め。けしき。様子。「景観・景勝・景物・遠景・佳景・光景・叙景・絶景・点景・背景・風景・夜景」
2. 仰ぐ。仰ぎ慕う。「景仰・景慕」
3. 日の光。日光に照らされてできた影。「返景」
4. 大きい。めでたい。「景雲・景福」
5. 演劇などにおける場面。「二幕五景」
6. 風情を添える。「景品・景物」

熟語

四字熟語

「景」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

景石【けいせき】

[建]捨て石の別称。
すていし(捨て石、棄て石、捨石、棄石)
。

三景【さんけい】

景色のすぐれた３ヶ所。にほんさんけい(日本三景)。
。

冬景色【ふゆげしき】

[楽]作詞・作曲者不詳の文部省唱歌。つがるかいきょうふゆげしき(津軽海峡冬景色)。1933年(昭和8年)発行の『新訂尋常小学唱歌／第五学年用』に収録。

景信山【かげのぶさん】

[Romaji]KagenobuSan

木曽八景【きそはっけい】

近江八景になぞらえた木曾街道の八つの景勝地。
【1】徳音寺の晩鐘(バンショウ)(日義村)。
【2】御嶽の暮雪(オンタケノクレユキ)(開田村・三岳村・王滝村)。

文字コード

「景」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「景」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。