「替」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、かえる/かわる/入れかわるなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、曰部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「替」
字体
読み 音読み タイ
《外》テイ
《外》テツ
《外》テチ
訓読み (える)
(わる)
部首 曰部
日部
画数 総画数 12画
部首内画数 曰部8画
日部8画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検4級
日本語能力検定 JLPT N2

書き方・読み方

書き方

替_書き方
替の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、テツテチテイタイ替わるかわる替えるかえるの6種の読み方が存在する。

意味

  1. かえる。かわる。れかわる。類義語:「交替・代替」
  2. れる。える。のものにかえられる。対義語:「隆替・衰替・廃替」

熟語

四字熟語

「替」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

「替」が入る四字熟語
世運隆替せうんりゅうたい

代替【だいたい】

他のもので代えること。
「だいがえ」とも読む。
代替地、代替執行、代替物

鷽替/鷽替え【うそがえ】

「悪しきこともウソとなし、吉にトリ替える」といわれる。
鴬替の神事(シンジ)

造替【ぞうたい】

[建](神社・仏閣を)つくりかえること。
式年造替

替川【かえがわ】

[Romaji]KaeGawa

[地]かみやがわ(紙屋川)

襟替え【えりがえ】

見習いの舞子(舞妓)(マイコ)・半玉(ハンギョク)・お酌(シャク)が、一人前の芸妓(ゲイギ、ゲイコ)になって、襦袢(ジバン)の赤い襟を白い襟に替えること。
(転じた)舞子・半玉・お酌が、一人前の芸妓となること。
襟替えのほか、髷(マゲ)も替える。

文字コード

「替」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「替」の文字コード一覧
Unicode 1 U+66FF
JISX0213 1-34-56
戸籍統一文字番号 2 158010
住基ネット統一文字 J+66FF

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「替」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 3981
新大字典4 講談社 6646
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 4751
大漢和辞典6 7 大修館書店 14300
大漢語林8 大修館書店 4553

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「替」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「替」についての総括
  1. 替の画数 :12画
  2. 替の部首 : 曰,日
  3. 替の読み方:テツ・テチ・テイ・タイ・かわる・かえる
  4. 替の意味 :かえる/かわる/入れかわる
以上で「替」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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