枝とは、えだ/木のえだ/茎や幹から出た部分などの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、木部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校5年生修了レベルの漢字とされる。
字体 | 枝 | |
---|---|---|
読み | 音読み | 《外》キ 《外》ギ 《高》シ |
訓読み | えだ | |
部首 | 木部 | |
画数 | 総画数 | 8画 |
部首内画数 | 木部4画 | |
国語施策 | 教育漢字・常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検6級 | |
日本語能力検定 | JLPT N2 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『枝』の字には少なくとも、枝・ 枝・ 枝・ 枝の4種の読み方が存在する。
意味
熟語
四字熟語
「枝」の漢字を語中にもつ四字熟語4種を表にまとめる。
金枝玉葉 | 巣林一枝 | 粗枝大葉 |
連理之枝 |
羽枝【うし】
[英語]barb
[鳥]羽の板状部分を成す羽弁(ウベン)(vane)の構成要素。羽軸から左右に伸び、さらに羽枝から多数の小羽枝(羽小枝)(barbule)が伸びている。小羽枝には小さな鉤状(カギジョウ)の突起(トッキ)があって隣りの羽枝から伸びる小羽枝の突起と絡(カラ)み合い、バラバラにならずに集合体として羽弁を形成している。
下枝【したえ】
しづえ(下枝)
。
小枝【さえだ】
こえだ(小枝)
。
下枝【しづえ】
樹木の下のほうの枝。したえ(下枝)。
⇔ほつえ(上枝)
。
分枝【ぶんし】
[英語]branching/ramification
[植]植物体が複数の軸に分かれること。[植](特に、茎や幹から)枝を出すこと。枝分れすること。
文字コード
「枝」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+679D |
---|---|
JISX0213 | 1-27-62 |
戸籍統一文字番号 2 | 163900 |
住基ネット統一文字 | J+679D |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 4066 |
新大字典4 | 講談社 | 6819 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 4872 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 14557 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 4954 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。
第5学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「枝」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「枝」についての総括
- 枝の画数 :8画
- 枝の部首 : 木
- 枝の読み方:シ・ギ・キ・えだ
- 枝の意味 :えだ/木のえだ/茎や幹から出た部分
以上で「枝」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
おねがい
誤字/脱字/間違い/その他ミスを見つけた方は、お問合せまでご連絡のほど宜しくお願いします。