構とは、かまえる/家などを組み立てる/作るなどの意味をもつ漢字。14画の画数をもち、木部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校5年生修了レベルの漢字とされる。
字体 | 構 | |
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読み | 音読み | コウ |
訓読み | かま(う) かま(える) |
|
部首 | 木部 | |
画数 | 総画数 | 14画 |
部首内画数 | 木部10画 | |
国語施策 | 教育漢字・常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検6級 | |
日本語能力検定 | JLPT N3 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『構』の字には少なくとも、構・ 構える・ 構うの3種の読み方が存在する。
意味
熟語
構え【かまえ】
[言]漢字の部首(構成部分)の名称。
「くにがまえ(囗)」、「もんがまえ(門)」、「きがまえ(气)」など。
。
核燃機構【かくねかきこう】
[古][俗][原]かくねんりょうさいくるかいはつきこう(核燃料サイクル開発機構)
。
梶/構/楮【かじ】
[服]襲(カサネ)の色目の名称。
表裏ともに萌葱(モエギ)色。
七月に着用。
斜に構える【しゃにかまえる】
[運]剣道で、相手に対して刀を斜(ナナ)めに構える。
(転じて)改まって身構(ミガマ)える。
(転じて)改まる。
気構え【きがまえ】
[言]漢字の構(カマエ)の一つ。
「気(氣)」・「氛」・「氤」などの「气」の部分。
。
文字コード
「構」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+69CB |
---|---|
JISX0213 | 1-25-29 |
戸籍統一文字番号 2 | 173440 |
住基ネット統一文字 | J+69CB |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 4398 |
新大字典4 | 講談社 | 7332 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 5325 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | |
大漢語林8 | 大修館書店 | 5350 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1958年(昭和33年)
学年別漢字配当表(昭和33年)に掲載
昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第6学年の配当漢字として公示される。
第6学年の配当漢字として公示される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。
第5学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。
第5学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「構」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「構」についての総括
- 構の画数 :14画
- 構の部首 : 木
- 構の読み方:コウ・かまえる・かまう
- 構の意味 :かまえる/家などを組み立てる/作る
以上で「構」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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