「祥」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「祥」については「祥(漢字)」をご覧ください。

とは、さいわい/さち/めでたいことなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、示部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「祥」
字体
読み 音読み ショウ
訓読み 《外》きざ()
《外》さいわ()
《外》さち
部首 示部
画数 総画数 10画
部首内画数 示部6画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準2級
日本語能力検定 JLPT N1
異体字「祥」
字体
画数 11画
Unicode U+FA1A
JISX0213 1-89-29

書き方・読み方

書き方

祥_書き方
祥の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ショウさち祥いさいわい祥しきざしの4種の読み方が存在する。

意味

  1. さいわい。さち。めでたいこと。類義語:「嘉祥・清祥・多祥・不祥・吉祥・不祥事」
  2. きざし。吉事のぶれ。吉兆。「祥雲・祥瑞(しょうずい)・瑞祥(ずいしょう)・発祥」
  3. けるけの。「祥忌・祥月・小祥・大祥」

熟語

吉祥天【きっしょうてん】

七福神の一人の弁財天(ベンザイテン)の別称。
べんざいてん(べんざいてん)

祥雲【しょううん】

ずいうん(瑞雲)

吉祥寺【きっしょうじ】

東京都文京区本駒込にある曹洞宗の寺。
「きちじょうじ(吉祥寺)」とも呼ぶ。
室町時代の太田道灌が江戸城築城の際に和田倉門のところに創建。

吉祥寺【きちじょうじ】

[Romaji]Kichijoji

東京都武蔵野市東部にある地域名。武蔵野市の中心地区。
吉祥寺本町(キチジョウジホンチョウ)1~4丁目・吉祥寺東町(キチジョウジヒガシチョウ)1~4丁目・吉祥寺南町(キチジョウジミナミチョウ)1~5丁目・吉祥寺北町(キチジョウジキタマチ)1~5丁目がある。

文天祥【ぶんてんしょう】

[中国語]WenTianXiang

[人]中国、南宋(NanSong)末期の忠臣(1236~1282)。字(アザナ)は宋瑞(Songrui)(ソウズイ)・履善(Lushan)(リゼン)、号は文山(Wenshan)、諡(オクリナ)は忠烈(Zhonglie)(チュウレツ)。吉州(Jizhou)(現:吉安市)の人。

文字コード

「祥」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「祥」の文字コード一覧
Unicode 1 U+7965
JISX0213 1-30-45
戸籍統一文字番号 2 275980
住基ネット統一文字 J+7965

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「祥」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 6726
新大字典4 講談社 11214
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 8121
大漢和辞典6 7 大修館書店 24689’
大漢語林8 大修館書店 7897

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「祥」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「祥」についての総括
  1. 祥の画数 :10画
  2. 祥の部首 : 示
  3. 祥の読み方:ショウ・さち・さいわい・きざし
  4. 祥の意味 :さいわい/さち/めでたいこと
以上で「祥」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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