績とは、うむ/つむぐ/糸を麻や繭からつむぎ出すなどの意味をもつ漢字。17画の画数をもち、糸部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校5年生修了レベルの漢字とされる。
字体 | 績 | |
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読み | 音読み | セキ 《外》シャク |
訓読み | 《外》いさお 《外》う(む) 《外》つむ(ぐ) |
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部首 | 糸部 | |
画数 | 総画数 | 17画 |
部首内画数 | 糸部11画 | |
国語施策 | 教育漢字・常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検6級 | |
日本語能力検定 | JLPT N2 |
目次
書き方・読み方
書き方
読み方
『績』の字には少なくとも、績・ 績・ 績ぐ・ 績む・ 績の5種の読み方が存在する。
意味
績の用法:成績評価基準
成績評価基準【せいせきひょうかきじゅん】とは、学業や仕事における成績の良し悪しを評価する制度。秀の成績評価がない学校や会社もある。
成績 | 秀 | 優 | 良 | 可 | 不可 |
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読み | しゅう | ゆう | りょう | か | ふか |
点数 | ≧90点 | ≧80点 | ≧70点 | ≧60点 ≧50点 |
<60点 <50点 |
熟語
麻績【おみ】
[Romaji]omi
アサ(麻)の繊維を縒(ヨ)り合せて糸にすること。
「おうみ(麻績、苧績)」の転訛。おうみ(苧績み、苧績、麻績み、麻績)。
麻績村【おみむら】
[Romaji]OmiMura
長野県中北部、東筑摩郡(ヒガシチクマグン)の村。
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愛知紡績所【あいちぼうせきしょ】
1881年(明治14年)開設、1886(明治19)民営。
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鐘淵紡績【かねぶちぼうせき】
[古]鐘紡(株)の旧称。
かねぼう(カネボウ、鐘紡)
14世紀ころまでにハウサ(Hausa、Haussa)族の都市国家群の一つとして建設され、急速にイスラム化し、交易都市として栄える。1809年(文化6年)フルベ族(フラニ
広島紡績所【ひろしまぼうせきしょ】
[歴]1882年(明治15年)民営。
。
文字コード
「績」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+7E3E |
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JISX0213 | 1-32-51 |
戸籍統一文字番号 2 | 311190 |
住基ネット統一文字 | J+7E3E |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 7510 |
新大字典4 | 講談社 | 12448 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 9125 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 27845 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 8820 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
第5学年の配当漢字として公示される。
第5学年の配当漢字として公示される。
第5学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「績」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
- 績の画数 :17画
- 績の部首 : 糸
- 績の読み方:セキ・シャク・つむぐ・うむ・いさお
- 績の意味 :うむ/つむぐ/糸を麻や繭からつむぎ出す
ウサタロー