「繁」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「繁」については「繁(漢字)」をご覧ください。

とは、しげる/草木が生い茂る/盛んになる/増えるなどの意味をもつ漢字。16画の画数をもち、糸部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「繁」
字体
読み 音読み ハン
《外》
訓読み 《外》しげ()
《外》わずら(わしい)
部首 糸部
画数 総画数 16画
部首内画数 糸部10画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検4級
日本語能力検定 JLPT N1
異体字「繁」
字体
画数 17画
Unicode U+FA59
JISX0213 1-90-19

書き方・読み方

書き方

繁_書き方
繁の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ハン繁わしいわずらわしい繁るしげるの4種の読み方が存在する。

意味

  1. しげる。草木がる。んになる。える。「繁栄・繁華・繁盛(はんじょう)・繁昌(はんじょう)・繁殖・繁茂」
  2. しい。わしい。むやみとい。類義語:「頻繁・繁簡・繁劇・繁雑・繁多・繁忙・繁務」

熟語

繁殖羽【はんしょくう】

[鳥]こんい(婚衣)

繁体字/繁體字【はんたいじ】

[中国語]fantizi

[言]「深筆字(shenbizi)」とも呼ぶ。
⇔かんたいじ(簡体字)
日本の旧漢字に相当する。
学術的には「正字(セイジ)」と呼ばれる。

繁舞良戸【こみまいら】

[Romaji]komimairado

[建]舞良子(マイラコ)の間隔を狭く取り付けた舞良戸(マイラド)。まいらど(舞良戸)。

繁昌亭【はんじょうてい】

てんまてんじんはんじょうてい(天満天神繁昌亭)

天満天神繁昌亭【てんまてんじんはんじょうてい】

大阪府大阪市北区にある落語専門の常設寄席。
単に「繁昌亭」とも呼ぶ。2006年(平成18年)9月15日開館。

文字コード

「繁」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「繁」の文字コード一覧
Unicode 1 U+7E41
JISX0213 1-40-43
戸籍統一文字番号 2 310630
住基ネット統一文字 J+7E41

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「繁」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 7498
新大字典4 講談社 12385
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 9114
大漢和辞典6 7 大修館書店 27803’
大漢語林8 大修館書店 8802

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「繁」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「繁」についての総括
  1. 繁の画数 :16画
  2. 繁の部首 : 糸
  3. 繁の読み方:ハン・ハ・わずらわしい・しげる
  4. 繁の意味 :しげる/草木が生い茂る/盛んになる/増える
以上で「繁」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

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