荷とは、に/荷物などの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、艸部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校3年生修了レベルの漢字とされる。
字体 | 荷 | |
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読み | 音読み | 《中》カ |
訓読み | に 《外》にな(う) 《外》はす |
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部首 | 艸部 | |
画数 | 総画数 | 10画 |
部首内画数 | 艸部7画 | |
国語施策 | 教育漢字・常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検8級 | |
日本語能力検定 | JLPT N2 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『荷』の字には少なくとも、荷・ 荷・ 荷う・ 荷の4種の読み方が存在する。
意味
- に。荷物。「出荷・入荷・集荷・在荷・着荷」
- になう。物を担ぐ。引っかぶる。身に引き受ける。類義語:何「荷担・荷重・負荷」
- 肩に担ぐ荷物を数える語。「酒樽一荷」
- はちす。蓮。スイレン科の多年草。「荷葉・荷華・荷露・荷風」
熟語
発荷【はっか】
[Romaji]Hakka
秋田県鹿角郡(カヅノグン)小坂町(コサカマチ)、十和田湖(トワダコ)南岸の地名。
北緯40.42°、東経140.87°、標高533メートルの地。
県道2号十和田大館(オオダテ)樹海ラインの終点。
脚荷【あしに】
[英語]ballast
[海]ばらすと(バラスト)。
稲荷【いなり】
五穀をつかさどる神、倉稲魂神(ウカノミタマノカミ)の別称。
「お稲荷さん(御稲荷さん)」とも呼ぶ。だきにてん(荼枳尼天、荼吉尼天、陀枳尼天、拏吉尼天)。
歩荷【ぼっか】
山小屋に食料や生活用品などを担いで運ぶ人夫。ごうりき(強力)、しぇるぱ(シェルパ)。
山越えをして物を運ぶ人夫。
底荷【そこに】
[英語]ballast
[海]ばらすと(バラスト)。
文字コード
「荷」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+8377 |
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JISX0213 | 1-18-57 |
戸籍統一文字番号 2 | 347290 |
住基ネット統一文字 | J+8377 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 8285 |
新大字典4 | 講談社 | 13815 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 10234 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 31000’ |
大漢語林8 | 大修館書店 | 9452 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1958年(昭和33年)
学年別漢字配当表(昭和33年)に掲載
昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第3学年の配当漢字として公示される。
第3学年の配当漢字として公示される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第3学年の配当漢字として公示される。
第3学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第3学年の配当漢字として公示される。
第3学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「荷」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「荷」についての総括
- 荷の画数 :10画
- 荷の部首 : 艸
- 荷の読み方:カ・はす・になう・に
- 荷の意味 :に/荷物
以上で「荷」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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