蘆とは、いね科の多年生植物/水辺に生えて形はススキに似る/茎を編んで簾(すだれ)にする/蘆・葦・芦?/植物のアシなどの意味をもつ漢字。19画の画数をもち、艸部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 蘆 | |
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読み | 音読み | ロ リョ ラ |
訓読み | あし よし |
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部首 | 艸部 | |
画数 | 総画数 | 19画 |
部首内画数 | 艸部16画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『蘆』の字には少なくとも、蘆・ 蘆・ 蘆・ 蘆・ 蘆の5種の読み方が存在する。
意味
熟語
蘆名【あしな】
[Romaji]Ashina
姓氏の一つ。
中世、会津地方の領主、のち戦国大名。本姓は平氏。
葫蘆/胡盧【ころ】
[中国語]hulu
ヒョウタン(瓢箪)。
[植]ユウガオ(夕顔)の漢名。
ゆうがお(ユウガオ、夕顔)
[地](HuluDao)ころとう(葫蘆島)
。
ヨシ/葦/蘆/葭【よし】
[英語]reed(リード)
[植]アシ(葦、蘆、葭)の忌(イ)み言葉。あし(アシ、葦、蘆、葭)
。
芦ノ湖/蘆ノ湖【あしのこ】
[Romaji]Ashinoko/AshinoKo
[地]神奈川県南西部、箱根山にある火口原湖・堰止湖(セキトメコ)。面積6.8平方キロメートル、周囲18キロメートル、最大深度40.6メートル、湖面海抜725メートル。
箱根用水の水源。
蘆屋釜/芦屋釜【あしやがま】
[歴]鎌倉時代から桃山時代、筑前国(現:福岡県)の遠賀川(オンガガワ)河口部の蘆屋(現:遠賀郡県芦屋町)で鋳造した茶の湯の釜。また、それを模(モ)した釜。
真形釜(シンナリガマ)が多く、地肌は滑らかで山水・草木を浮き出させた地紋が特徴。
文字コード
「蘆」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+8606 |
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JISX0213 | 1-73-35 |
戸籍統一文字番号 2 | 367800 |
住基ネット統一文字 | J+8606 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | |
新大字典4 | 講談社 | |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 10016 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | |
大漢語林8 | 大修館書店 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「蘆」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「蘆」についての総括
- 蘆の画数 :19画
- 蘆の部首 : 艸
- 蘆の読み方:ロ・リョ・ラ・よし・あし
- 蘆の意味 :いね科の多年生植物/水辺に生えて形はススキに似る/茎を編んで簾(すだれ)にする/蘆・葦・芦?/植物のアシ
以上で「蘆」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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