「袖」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、そで/服のそで/腕を覆う部分/中に物が入るなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、衣部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校卒業/大学/一般レベルの漢字とされる。

漢字「袖」
字体
読み 音読み 《外》ジュ
《高》シュウ
訓読み そで
部首 衣部
画数 総画数 10画
部首内画数 衣部5画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検2級

書き方・読み方

書き方

袖_書き方
袖の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ジュシュウそでの3種の読み方が存在する。

意味

  1. そで。のそで。う部分。る。「袖手・袖珍・短袖・長袖・領袖」
袖【そで】
  • [服]「スリーブ([英語]sleeve)」とも呼ぶ。
  • ビショップ・スリーブ:びしょっぷすりーぶ(ビショップ・スリーブ)ドルマン・スリーブ:どるまんすりーぶ(ドルマンスリーブ、ドルマン・スリーブ)
  • 熟語

    四字熟語

    「袖」の漢字を語中にもつ四字熟語3種を表にまとめる。

    「袖」が入る四字熟語
    鎧袖一触がいしゅういっしょく 袖手傍観しゅうしゅぼうかん 長袖善舞ちょうしゅうぜんぶ

    袖【そで】

    [服]「スリーブ([英語]sleeve)」とも呼ぶ。
    ビショップ・スリーブ:びしょっぷすりーぶ(ビショップ・スリーブ)ドルマン・スリーブ:どるまんすりーぶ(ドルマンスリーブ、ドルマン・スリーブ)

    小袖【こそで】

    [服]袖口を小さく仕立てた着物。
    手首が通るくらいに袖口を縫い合せたもの。そでぼそ(袖細)、ひろそで(広袖)。

    広袖【ひろそで】

    [服]和服で、袖口の下方を縫い合せていない袖。
    直垂(ヒタタレ)・褞袍(ドテラ)の袖など。
    「平袖(ヒラソデ)」とも呼ぶ。

    平袖【ひらそで】

    [服]ひろそで(広袖)

    鎖小袖【くさりこそで】

    [歴]くさりかたびら(鎖帷子)

    文字コード

    「袖」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

    「袖」の文字コード一覧
    Unicode 1 U+8896
    JISX0213 1-34-21
    戸籍統一文字番号 2 388720
    住基ネット統一文字 J+8896

    文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

    検字番号

    検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

    「袖」の検字番号一覧
    書籍 出版社 検字番号
    角川大字源3 角川書店 9026
    新大字典4 講談社 15188
    新潮日本語漢字辞典5 新潮社 11562
    大漢和辞典6 7 大修館書店 34192
    大漢語林8 大修館書店 10381

    辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

    国語施策

    2010年(平成22年)11月
    改定常用漢字表に掲載
    文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

    まとめ

    「袖」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

    「袖」についての総括
    1. 袖の画数 :10画
    2. 袖の部首 : 衣
    3. 袖の読み方:ジュ・シュウ・そで
    4. 袖の意味 :そで/服のそで/腕を覆う部分/中に物が入る
    以上で「袖」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

    ウサタロー

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