「訴」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

訴とは、うったえる／申し立てる／判定を求めるなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、言部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『訴』の字には少なくとも、訴ソ・ 訴セキ・ 訴シャク・ 訴えるうったえるの4種の読み方が存在する。

意味

1. うったえる。申し立てる。判定を求める。「訴因・訴願・訴訟・訴状・起訴・公訴・控訴・告訴・直訴(じきそ)・上訴・提訴・密訴」
2. 嘆くことで同情や理解を求める。「哀訴・泣訴・愁訴」

熟語

免訴【めんそ】

[法]刑事事件で、裁判所が犯罪事実を審理(シンリ)することなく、訴訟(ソショウ)の手続きを打ち切る判決。
刑事訴訟法により検察官の公訴権が消滅したとして、同じ犯罪について確定判決がある時、犯罪後に刑が廃止された時、大赦があった時、公訴時効が完成した時に、言い渡される。
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訴追【そつい】

[法]検察官が刑事事件について公訴を提起し、これを維持する行為・手続き。
検察官が公訴を提起することは「起訴(キソ)」と呼ぶ。
[法]弾劾(ダンガイ)の申し立てをして、裁判官や人事官の罷免(ヒメン)を求める行為・手続き。

越訴【おっそ】

[歴] 。

尼崎公害訴訟【あまがさきこうがいそしょう】

[社][交]1988年(昭和63年)兵庫県尼崎市の公害病認定患者が国・阪神高速道路公団などを相手に起こした自動車公害の訴訟。2000年(平成12年)1月31日神戸地方裁判所は被告に２億円余の支払いとともに、大気汚染裁判史上初めて自動車排ガスの抑制を命じる。同年末に和解が成立。

四大基地訴訟／４大基地訴訟【よんだいきちそしょう】

[軍][空]小松基地(金沢)・横田基地(東京)・厚木基地(神奈川)・嘉手納(カデナ)基地(沖縄)の訴訟。
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文字コード

「訴」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「訴」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。