鈴とは、すずなどの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、金部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。
字体 | 鈴 | |
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読み | 音読み | レイ リン 《外》リョウ |
訓読み | すず | |
部首 | 金部 | |
画数 | 総画数 | 13画 |
部首内画数 | 金部5画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準2級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『鈴』の字には少なくとも、鈴・ 鈴・ 鈴・ 鈴の4種の読み方が存在する。
意味
すず
- 鈴【すず】
-
- 鑾(ラン):らん(鑾)
鈴の用法:八音
八音【はちおん】とは、中国古来における楽器の種別。素材を基に体系づけられており、全ての楽器は八種の素材から成ると考えられてきた。
八音 | 素材 | 楽器 |
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金 | 金属 | 銅鑼(ドラ)・鈴 |
石 | 石 | 石琴・編磬 |
糸 | 絹糸 | 琴・箏 |
竹 | 竹 | 竹笛・洞簫 |
匏 | 瓜・ひょうたん | 笙・竽(ウ) |
土 | 土・陶器 | 土笛・塤(シュン) |
革 | 動物の皮・革 | 鼓・建鼓 |
木 | 木 | 木琴・拍板 |
熟語
鈴【すず】
鑾(ラン):らん(鑾)
。
鈴鹿【すずか】
[Romaji]Suzuka
すずかし(鈴鹿市)
すずかぐん(鈴鹿郡)
。
予鈴【よれい】
[英語]firstbell
[劇]演芸場・映画館などの開演前に鳴らす合図のベル。[経]工場などの操業開始の本鈴少し前に鳴らす合図のベル。
予鈴から本鈴までの間は就業時間に含まれないが、着替えや移動などの操業準備は済ませていなければならない。
火鈴【こりん】
禅寺で、就寝後に小さな鐘に似た鈴鐸(レイタク)を手で振り鳴らして火の用心を告げること。
「こりん(火鈴)」は唐音。
鈴鐸は起床の時刻を知らせるためにも鳴らす。
鈴石【すずいし】
[Romaji]suzuishi/suzu-ishi
[鉱]なりいし(鳴り石、鳴石)[鉱](特に)名寄鈴石の別称。
なよろすずいし(名寄鈴石)
。
文字コード
「鈴」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+9234 |
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JISX0213 | 1-46-75 |
戸籍統一文字番号 2 | 457010 |
住基ネット統一文字 | J+9234 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 10546 |
新大字典4 | 講談社 | 17729 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 13281 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 40267 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 12007 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
まとめ
「鈴」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「鈴」についての総括
- 鈴の画数 :13画
- 鈴の部首 : 金
- 鈴の読み方:レイ・リン・リョウ・すず
- 鈴の意味 :すず
以上で「鈴」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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