「雑」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

雑とは、まじる／まざる／入り混じるなどの意味をもつ漢字。14画の画数をもち、隹部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校5年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『雑』の字には少なくとも、雑ゾウ・ 雑ソウ・ 雑ザツ・ 雑ぜるまぜる・ 雑じるまじるの5種の読み方が存在する。

意味

1. まじる。まざる。入り混じる。対義語：純「雑居・雑種・雑食・複雑・雑魚(ざこ)・雑炊(ぞうすい)」
2. あらい。まとまりがない。秩序がない。「雑学・雑記・雑言・雑纂(ざっさん)・雑然・雑多・雑談(ざつだん)・雑踏・雑駁(ざっぱく)・雑報・雑録・雑話・混雑・粗雑・煩雑・繁雑・乱雑」
3. 念入りでない。行き届かない。丁寧でない。「雑な扱い・雑な仕事」
4. 主のもの以外。その他。「雑音・雑貨・雑穀・雑事・雑書・雑務・雑役・雑用・雑木(ぞうき)・雑念・雑芸・雑人(ぞうにん)・雑色(ざっしき)・雑巾(ぞうきん)・雑言(ぞうごん)・雑兵(ぞうひょう)・雑部(ぞうぶ)・雑収入」
5. 無用。「雑草」

熟語

雑誌【ざっし】

[英語]magazine

「マガジン」とも呼ぶ。
雑誌専門図書館：おおやそういちぶんこ(大宅壮一文庫)1981年(昭和56年)雑誌の売り上げが書籍を抜く。
。

雑修【ざっしゅ】

[仏]行業を雑(マジ)えて修めること。
[仏]念仏以外の雑行(ゾウギョウ)を修めること。
「ぞうしゅ(雑修)」とも呼ぶ。

雑種【ざっしゅ】

[生]参照ざっしゅだいいちだい(雑種第一代)
雑種強勢：へてろーしす(ヘテローシス)
。

雑学【ざつがく】

参照とりびあ(トリビア)
。

雑魚／雑喉【ざこ】

[魚]いろいろな種類の入りまじった小魚。
「ジャコ(雑魚、雑喉)」とも呼ぶ。
小さい魚。

文字コード

「雑」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「雑」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。