鞍とは、くら/人や荷を載せるため、馬・牛などの背に置く革製・木製の道具などの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、革部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 鞍 | |
---|---|---|
読み | 音読み | アン |
訓読み | くら | |
部首 | 革部 | |
画数 | 総画数 | 15画 |
部首内画数 | 革部6画 | |
国語施策 | 人名用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『鞍』の字には少なくとも、鞍・ 鞍の2種の読み方が存在する。
意味
- 鞍【くら】
-
[英語]saddle
- 人や荷物を乗せるため、馬・牛などの背につける道具。
「サドル」とも呼ぶ。- 名所(ナドコロ):参照くらぼね(鞍橋、鞍骨、鞍瓦)、わにぐち(鰐口)、あぶみ(鐙)和様:やまとぐら(大和鞍、倭鞍)唐様:からくら(唐鞍)洋式の鞍:参照ぽんめる(ポンメル)、[1]かんとる(カントル)台:くらかけ(鞍掛、鞍懸)
- 人や荷物を乗せるため、馬・牛などの背につける道具。
熟語
鞍【くら】
[英語]saddle
人や荷物を乗せるため、馬・牛などの背につける道具。
「サドル」とも呼ぶ。
名所(ナドコロ):参照くらぼね(鞍橋、鞍骨、鞍瓦)、わにぐち(鰐口)、あぶみ(鐙)和様:やまとぐら(大和鞍、倭鞍)唐様:からくら(唐鞍)洋式の鞍:参照ぽんめる(ポンメル)、[1]かんとる(カントル)台:くらかけ(鞍掛、鞍懸)
。
鞍馬【くらま】
[Romaji]Kurama
京都府京都市東部、左京区北東部の地域名。北部を花脊(ハナセ)地区に接する。
地名としては鞍馬貴船町(クラマキブネチョウ)・鞍馬二ノ瀬町(クラマニノセチョウ)・鞍馬本町(クラマホンマチ)がある。
鞍馬【あんま】
あんば(鞍馬)
。
鞍手【くらて】
[Romaji]Kurate
くらてぐん(鞍手郡)
くらてまち(鞍手町)
。
鞍部【あんぶ】
[英語]col(コル)
[軍]峠(トウゲ)のこと。[地]山の尾根(オネ)が低くくぼんで馬の鞍(クラ)状になっているところ。
「たおり(撓)」、「サドル([英語]saddle)」とも呼ぶ。
文字コード
「鞍」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+978D |
---|---|
JISX0213 | 1-16-40 |
戸籍統一文字番号 2 | 485170 |
住基ネット統一文字 | J+978D |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 11100 |
新大字典4 | 講談社 | 18739 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 13986 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 42815 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 12713 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「鞍」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「鞍」についての総括
- 鞍の画数 :15画
- 鞍の部首 : 革
- 鞍の読み方:アン・くら
- 鞍の意味 :くら/人や荷を載せるため、馬・牛などの背に置く革製・木製の道具
以上で「鞍」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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