異体字「殺」については「殺(漢字)」をご覧ください。
殺とは、ころす/あやめる/命を絶つなどの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、殳部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 殺 | |
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読み | 音読み | サツ セチ セイ シ サチ 《高》サイ 《高》セツ |
訓読み | ころ(す) 《外》けず(る) 《外》そ(ぐ) 《外》そ(げる) |
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部首 | 殳部 | |
画数 | 総画数 | 11画 |
部首内画数 | 殳部7画 | |
JIS漢字水準 | JIS第3水準 | |
漢字検定 | 漢検1級・漢検準1級 |
字体 | 殺 |
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画数 | 10画 |
Unicode | U+6BBA |
JISX0213 | 1-27-06 |
書き方・読み方
読み方
『殺』の字には少なくとも、殺・ 殺・ 殺・ 殺・ 殺・ 殺・ 殺・ 殺げる・ 殺ぐ・ 殺す・ 殺るの11種の読み方が存在する。
意味
- ころす。あやめる。命を絶つ。「殺菌・殺害・殺傷・殺人・殺虫・殺戮(さつりく)・殺伐・殺気・殺意・殺生(せっしょう)・圧殺・暗殺・虐殺(ぎゃくさつ)・故殺・誤殺・絞殺・惨殺(ざんさつ)・刺殺・自殺・射殺・銃殺・生殺(せいさつ)・他殺・屠殺(とさつ)・撲殺(ぼくさつ)」
- なくす。消す。滅ぼす。「抹殺・殺風景」
- 語勢を強めるための助詞。甚だしい。「殺到・笑殺(しょうさつ)・忙殺・悩殺・黙殺」
- そぐ。削る。減らす。「減殺(げんさい)・相殺(そうさい)」
- 《野球》アウトをとること。「挟殺・刺殺・重殺・封殺・併殺・補殺・三重殺」
文字コード
「殺」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+F970 |
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JISX0213 | 1-86-41 |
戸籍統一文字番号 2 | 188630 |
住基ネット統一文字 | J+F970 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 4730 |
新大字典4 | 講談社 | 8017 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 5738 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 16638 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 5697 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1958年(昭和33年)
学年別漢字配当表(昭和33年)に掲載
昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。
第5学年の配当漢字として公示される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第4学年の配当漢字として公示される。
第4学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。
第5学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「殺」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「殺」についての総括
- 殺の画数 :11画
- 殺の部首 : 殳
- 殺の読み方:セツ・セチ・セイ・シ・サツ・サチ・サイ・そげる・そぐ・ころす・けずる
- 殺の意味 :ころす/あやめる/命を絶つ
以上で「殺」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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