「宍」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

宍とは、にく／動物の皮膚に覆われ骨を包む柔らかい物質／皮下組織全体などの意味をもつ漢字。7画の画数をもち、宀部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『宍』の字には少なくとも、宍ニク・ 宍ジク・ 宍ししの3種の読み方が存在する。

意味

1. にく。動物の皮膚に覆われ骨を包む柔らかい物質。皮下組織全体。「筋宍・贅宍・宍質」
2. からだ。人間の体。人の身体。「宍体・宍感・宍欲」
3. 食用の宍。「宍牛・宍汁・宍食・牛宍・豚宍・鶏宍・魚宍・馬宍・羊宍・精宍」
4. 宍のように柔らかいもの。皮に包まれた実の部分。「果宍・梅宍・葉宍」
5. じか。直に。機械・機具を使わない。直接。生身。「宍眼・宍声・宍筆」
6. 印宍の略称。判子(はんこ)の顔料、またその容器。「朱宍・宍池」
7. 身近な血縁関係。血のつながり。「宍親・骨宍」

熟語

肉／宍【しし】

人体の肉(ニク)。
太り肉(ジシ)：太っていること。
動物の肉。

宍色【ししいろ】

[色]はだいろ(肌色、膚色)
。

宍道湖【しんじこ】

[Romaji]ShinjiKo

宍道町【しんじちょう】

[Romaji]ShinjiCho

宍喰町【ししくいちょう】

[Romaji]ShishikuiCho

徳島県南部、海部郡(カイフグン)の町。南東部を太平洋に面し、南部・西部を高知県に接する。1924年(大正13年)町制施行。

文字コード

「宍」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「宍」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。