持とは、もつ/手に握る/身につけるなどの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、手部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校3年生修了レベルの漢字とされる。
字体 | 持 | |
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読み | 音読み | ジ 《外》チ |
訓読み | も(つ) | |
部首 | 手部 | |
画数 | 総画数 | 9画 |
部首内画数 | 手部6画 | |
国語施策 | 教育漢字・常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検8級 | |
日本語能力検定 | JLPT N4 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『持』の字には少なくとも、持・ 持・ 持つの3種の読み方が存在する。
意味
- もつ。手に握る。身につける。「持参・持病・持仏・持薬・所持・把持(はじ)・扶持(ふち)」
- もち続ける。持ち堪える。保つ。「持戒・持久・持続・持論・維持・加持・行持・堅持・固持・堅持・護持・支持・住持・念持・保持」
- 引き分け。別ける。「持碁」
熟語
四字熟語
「持」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。
加持祈祷 | 老成持重 |
持越【もちこし】
ふつかよい(二日酔、宿酔)
。
長持ち【ながもち】
物や状態が、変わらずに持続すること。長続きすること。
晴天が長持ちする。
子持山【こもちやま】
[Romaji]KomochiYama
[地]群馬県渋川市北部にある火山。標高1,296メートル。西方に小野子山(オノコヤマ)がある。
小持山【こもちやま】
[Romaji]KomochiYama
[地]埼玉県秩父市と秩父郡横瀬町(ヨコゼマチ)の境、武甲山(ブコウサン)と大持山(オオモチヤマ)の間にある山。おおもちやま(大持山)。。
持国天【じこくてん】
[仏]四天王の一つ。剣を持ち、東方を守護するインドの神。
乾達婆毘舎闍(ケンダツバビシャジャ)を足の下に踏み従えている。
文字コード
「持」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+6301 |
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JISX0213 | 1-27-93 |
戸籍統一文字番号 2 | 135170 |
住基ネット統一文字 | J+6301 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 3331 |
新大字典4 | 講談社 | 5536 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 4029 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 12019 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 3949 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1958年(昭和33年)
学年別漢字配当表(昭和33年)に掲載
昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第3学年の配当漢字として公示される。
第3学年の配当漢字として公示される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第3学年の配当漢字として公示される。
第3学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第3学年の配当漢字として公示される。
第3学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「持」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「持」についての総括
- 持の画数 :9画
- 持の部首 : 手
- 持の読み方:チ・ジ・もつ
- 持の意味 :もつ/手に握る/身につける
以上で「持」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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