碁とは、ご/囲碁/縦横十九本ずつ線をひいた盤に交互に黒と白の石を置き、地の広さで勝敗を決める遊戯などの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、石部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。
字体 | 碁 | |
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読み | 音読み | ゴ 《外》キ 《外》ギ |
訓読み | ||
部首 | 石部 | |
画数 | 総画数 | 13画 |
部首内画数 | 石部8画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準2級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『碁』の字には少なくとも、碁・ 碁・ 碁の3種の読み方が存在する。
意味
熟語
四字熟語
「碁」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。
相碁井目 |
碁石【ごいし】
囲碁(イゴ)に用いる、黒白2種の、円形の平たい小さな石。
正式には黒石181個、白石180個。大きさは基準が七分三厘(約2.2センチメートル)だが、黒石の方が若干(ジャッカン)大きい。
碁所【ごどころ】
[歴]江戸幕府の制で、扶持を受けて囲碁を持って代々幕府に仕えた、本因坊・林・井上・安井の4家。
3代将軍家光のときに始まり、毎年1回、11月17日「御城碁」で公式の手合わせが行われた。
[歴]碁所四家の上に立って、幕府から碁界の総取締りに任ぜられた者の称号。
源平碁【げんぺいご】
テーブル・ゲームの一種。
片面が赤、他面が白の円い駒(コマ)を使う。
「リバーシ(Reversy)」とも呼ぶ。
碁石海岸【ごいしかいがん】
[Romaji]GoishiKaigan
[地]岩手県大船渡市(オオフナトシ)南東部の末崎町(マツサキチョウ)、末崎半島先端部にある海岸。景勝地。とまりぎょこう(泊里漁港)。比売碁曾神社【ひめごそじんじゃ】
祭神は阿加流比売神(アカルヒメノカミ)。あかるひめ(阿加流比売、阿加流姫)。
。
文字コード
「碁」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+7881 |
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JISX0213 | 1-24-75 |
戸籍統一文字番号 2 | 270950 |
住基ネット統一文字 | J+7881 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 6599 |
新大字典4 | 講談社 | 11007 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 7957 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 24261 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 7738 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
まとめ
「碁」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
- 碁の画数 :13画
- 碁の部首 : 石
- 碁の読み方:ゴ・ギ・キ
- 碁の意味 :ご/囲碁/縦横十九本ずつ線をひいた盤に交互に黒と白の石を置き、地の広さで勝敗を決める遊戯
ウサタロー