「踏」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、ふむ/ふみ歩く/ふみ進むなどの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、足部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「踏」
字体
読み 音読み トウ
訓読み (まえる)
()
部首 足部
画数 総画数 15画
部首内画数 足部8画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検4級
日本語能力検定 JLPT N1

書き方・読み方

書き方

踏_書き方
踏の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、トウ踏むふむ踏まえるふまえるの3種の読み方が存在する。

意味

  1. ふむ。ふみく。ふみむ。類義語:「踏歌・踏査・踏襲・踏破・舞踏・未踏」
  2. なりう。類義語:「雑踏」

熟語

四字熟語

「踏」の漢字を語中にもつ四字熟語3種を表にまとめる。

「踏」が入る四字熟語
手舞足踏しゅぶそくとう 人跡未踏じんせきみとう 前人未踏ぜんじんみとう

雪踏み【ゆきふみ】

[Romaji]yukifumi

(大雪の後などに)往来の道をつくるため、雪を踏み固めること。また、その作業。
冬の季語。

影踏み【かげふみ】

子供の遊びの一つ。夕日で影が長くなったころ、相手の影を踏んだり、自分の影を踏まれないように逃げたりするもの。
[楽]野口雨情(ウジョウ)作詞、藤井清水(キヨミ)作曲の童謡。

鳥屋踏み【とやぶみ】

とやにつく(鳥屋に就く)

雪踏株【せったかぶ】

[歴]江戸時代、犬・猫などの獣類の死体を取り捌(サバ)いた株仲間。
猫の皮は三味線の胴の皮に使用する。
被差別部落の特権の一つであった。

雪駄/雪踏【せった】

[服]竹の皮草履(ゾウリ)の下に獣皮をつけた履物(ハキモノ)。ぞうり(草履)。
相撲(スモウ)の力士(リキシ)では三段目以上になると履(ハ)くことが許される。

文字コード

「踏」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「踏」の文字コード一覧
Unicode 1 U+8E0F
JISX0213 1-38-07
戸籍統一文字番号 2 425920
住基ネット統一文字 J+8E0F

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「踏」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 9835
新大字典4 講談社 16599
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 12447
大漢和辞典6 7 大修館書店 37602
大漢語林8 大修館書店 11211

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「踏」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「踏」についての総括
  1. 踏の画数 :15画
  2. 踏の部首 : 足
  3. 踏の読み方:トウ・ふむ・ふまえる
  4. 踏の意味 :ふむ/ふみ歩く/ふみ進む
以上で「踏」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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