「鄕」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「郷」については「郷(漢字)」をご覧ください。

鄕とは、さと／村里／田舎などの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、邑部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

『鄕』の字には少なくとも、鄕ゴウ・鄕キョウ・鄕さとの3種の読み方が存在する。

さと。村里。田舎。「鄕士・鄕社・鄕俗・鄕兵・鄕邑(きょうゆう)・鄕令・異鄕・近鄕・在鄕・他鄕」
ふるさと。生まれ育った地。「鄕里・鄕国・鄕土・鄕党・鄕関・鄕愁・故鄕・帰鄕・同鄕・家鄕・愛鄕・望鄕・懐鄕」
ところ。場所。土地。「異鄕・水鄕・仙鄕・黄金鄕・桃源鄕・理想鄕」
行政単位の一つ。
- 《律令制》里を改めてできた区画。一時的に里を包括。郡の下。「鄕里制(ごうりせい)」
- 《荘園公領制》国衙領の一つ。郡や保と同列。「鄕司・郡鄕保・荘郡鄕」

「鄕」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

1946年（昭和21年）11月

当用漢字表に掲載

国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。

1968年（昭和43年）

学年別漢字配当表（昭和43年）に掲載

小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表（備考欄）」に記載される。

1977年（昭和52年）

学年別漢字配当表（昭和52年）に掲載

昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第6学年の配当漢字として公示される。

1981年（昭和56年）10月

常用漢字表に掲載

国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。

1989年（平成元年）

学年別漢字配当表（平成元年）に掲載

平成4年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表
⁹」に
第6学年の配当漢字として公示される。

2010年（平成22年）11月

改定常用漢字表に掲載

文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表¹⁰」に採用される。

2017年（平成29年）

学年別漢字配当表（平成29年）に掲載

令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第6学年の配当漢字として公示される。

「鄕」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「鄕」についての総括

以上で「鄕」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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