「侯」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、まと/弓の的などの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、人部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「侯」
字体
読み 音読み コウ

《外》
訓読み 《外》きみ
《外》まと
部首 人部
画数 総画数 9画
部首内画数 人部7画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準2級
日本語能力検定 JLPT N1

書き方・読み方

書き方

侯_書き方
侯の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、コウまときみの5種の読み方が存在する。

意味

  1. まと。。「侯鵠(こうこく)・射侯」
  2. 大臣。領主。貴人。主人。類義語:「侯王・侯伯・王侯・君侯・諸侯・藩侯・封侯・列侯」
  3. 爵位のつ。五爵の第二位。「侯爵」

侯の用法:五爵

五爵【ごしゃく】とは、古代中国発祥の五段階の爵位制度。貴族や功労者に与えられる栄誉ある称号。五等爵。

五爵の一覧
爵位名 公爵 侯爵 伯爵 子爵 男爵
略字

熟語

四字熟語

「侯」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

「侯」が入る四字熟語
王侯将相おうこうしょうしょう

羅侯/羅ゴ【らご】

[梵]Rahu

九曜の一つ。
日月の光をおおって日食・月食を起すといわれ、この星に当たる者は大凶という。
「羅護」とも書き、「羅ゴ星(ラゴセイ、ラゴショウ)」とも呼ぶ。

侯爵【こうしゃく】

[英語]marquess(英国の)/marquis(英国以外の)

五等爵(公・侯・伯・子・男)の第二。
英語で「マークウィス(marquess、marquis)」、フランス語で「マルキ(marquis)」とも呼ぶ。

烏洛侯【うらくこう】

[中国語]Wuluohou

[歴]中国の南北朝時代の一部族。

羅ゴ羅/羅侯羅【らごら】

[梵]Rahula

[人]釈迦の嫡子(チャクシ)、母は耶輸陀羅(ヤシュタラ)。父について15歳で出家し、戒律を細かなところまで守り、密行第一と称せられた。釈迦十大弟子の一人となった。

羅ゴ星/羅侯星【らごせい】

らご(羅ゴ、羅侯)

文字コード

「侯」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「侯」の文字コード一覧
Unicode 1 U+4FAF
JISX0213 1-24-84
戸籍統一文字番号 2 007590
住基ネット統一文字 J+4FAF

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「侯」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 276
新大字典4 講談社 495
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 367
大漢和辞典6 7 大修館書店 633
大漢語林8 大修館書店 358

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「侯」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「侯」についての総括
  1. 侯の画数 :9画
  2. 侯の部首 : 人
  3. 侯の読み方:ゴ・コウ・グ・まと・きみ
  4. 侯の意味 :まと/弓の的
以上で「侯」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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