「営」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

営とは、いとなむ／事業を行う／仕事をする／おこなうなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、ツ部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校5年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『営』の字には少なくとも、営エイ・ 営むいとなむの2種の読み方が存在する。

意味

1. いとなむ。事業を行う。仕事をする。おこなう。「営業・自営・官営・公営・国営・市営・民営・経営・運営・直営・営営」
2. つくる。作る。こしらえる。整える。「営繕・営巣・造営・営造」
3. 軍隊・兵士がとどまる所。陣地。陣屋。住まい。砦。「営倉・営所・陣営・宿営・屯営・兵営・野営・露営・柳営・在営・営内・設営」

営の用法：九州(中華)

九州(中華)【きゅうしゅう】とは、古代中国における中華全土を分けた九つの州。九州説は諸説あり、まとめた場合は十二州とされる。中国語では「世界」「天下」の意味をもつ。

熟語

帰営【きえい】

[英語]tattoo

兵営【へいえい】

[軍]兵隊が起居する所。兵舎のある区域。営所([英語]militarycamp)。

統営／統營【とうえい】

[朝鮮語]Tongyong

とんよん(トンヨン、統営、統營)
。

大本営【だいほんえい】

[歴]明治以降、戦時・事変に天皇のもとに置かれた最高の統帥部。
天皇の軍令大権の輔弼(ホヒツ)機関として、議会などから独立した権限を持っていた。
過去、３度設置。

露営の歌【ろえいのうた】

[楽]藪内喜一郎作詞、古関裕而(コセキ・ユウジ)作曲の歌謡曲(軍歌)。
歌い出しは「勝って来るぞと／勇ましく」。1937年(昭和12年)レコード発売。

文字コード

「営」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「営」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。